全研本社(7371)

 全研本社の事業内容は「インターネットを利用する各種デジタルメディアの企画・開発・制作・運営管理・コンサルティング業、語学教室・研修などの企画・開催・運営、不動産賃貸業、これらに関連する一切の業務」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額152.3億円、吸収金額48.7億円)です。 総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

全研本社のホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
○ c


基本情報

会社名 全研本社(7371) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.zenken.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券楽天証券マネックス証券
auカブコム証券DMM株岡三オンライン証券(?)

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,290円
仮条件? 1,290円 ~ 1,350円
公募価格? 1,350円
初値予想(独自) 1,400円 ~ 2,000円(5月14日時点)
初値? 1,506円 (公募価格比+156円 +11.6%)

・想定価格1,290円に対して、PER40.39倍、PBR1.57倍、配当利回り0.15%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益31.9円、1株あたり純資産820.0円、1株あたり配当金1.9円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 5月31日(月)~6月4日(金)
当選発表日? 6月7日(月)
購入申込期間? 6月8日(火)~6月11日(金)
上場日? 6月16日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 600,000株
売出株数(OA含む)? 3,172,200株
当選株数合計 3,772,200株

・当選株数は3,772,200株。売買単位が100株なので、当たりは計37,722枚
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 みずほ証券 88.70% 3,345,800株 33,458枚 3,345枚
幹事 SMBC日興証券 2.61% 98,400株 984枚 98枚
SBI証券 2.61% 98,400株 984枚 442枚
楽天証券 2.61% 98,400株 984枚 984枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
1.30% 49,200株 492枚 49枚
岡三証券 1.30% 49,200株 492枚 49枚
マネックス証券 0.87% 32,800株 328枚 328枚

SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券楽天証券マネックス証券から当選のチャンス。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンライン証券の取り扱いも発表される可能性があります。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(5月18日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(5月24日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
吉澤 信男 69.15% 180日間
林 順之亮(社長) 14.12% 180日間
松島 征吾 2.76% 180日間
本村 建 1.31% 180日間
松尾 陽二 1.23% 180日間
鷲谷 将樹 1.05% 180日間
上奥 由和 1.03% 180日間
岡野 健二 0.91%  
保科 衛 0.91% 180日間
横井 文一 0.91%  

 

企業業績のデータ(5年分)

  2016年
6月
2017年
6月
2018年
6月
2019年
6月
2020年
6月
売上高(百万円)? 4,045 5,395 5,459 6,411 5,827
経常利益(百万円)? 1,071 534 290 640 755
当期純利益(百万円)? 660 △1,031 653 1,013 377
純資産額 (百万円)? 8,353 7,256 7,554 8,634 8,982
1株あたりの純資産額(円)? 74,510 64,725 67,387 770 801
1株あたりの純利益(円)? 5,889 △9,196 5,828 90 34
自己資本比率(%)? 62.4 58.2 58.2 76.2 77.6
自己資本利益率(%)? 7.0 - 8.8 12.5 4.3

※2018年6月期まで単独決算。2019年6月期から連結決算。
※2019年6月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2021年6月期は、第3四半期時点で売上4,494百万円、経常利益890百万円を達成しています。IPOで得た資金は、プラットフォーム開発費、広告宣伝費、人材採用費および人件費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 全研本社(7371)、顧客のWEB集客メディアをコンサルティング・制作・運用する事業を主力としています。直近の業績推移を見る限り、売上・利益ともに伸び悩んでおり、将来性にやや不安を感じます。加えて、公開株数が多く、需給的にもきびしいです。通常であれば、初値の上昇は見込みづらいですが、直近のIPO市況を考えると、小幅ですが上昇すると予想します。

 ネット証券では、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券楽天証券マネックス証券auカブコム証券DMM株から申し込み可能となっています。

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