ギフト(9279)

 ギフトの事業内容は「ラーメン事業(横浜家系ラーメンを主体とした国内直営店、海外直営店の営業、ならびにプロデュース店への食材提供や運営ノウハウ供与など」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額88.5億円、吸収金額22.5億円)です。 IPOでは人気化しづらい飲食店で、規模も大きいことから小幅な上昇にとどまりそうです。

ギフトのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
○ c


基本情報

会社名 ギフト(9279) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.gift-group.co.jp/
狙い目証券会社 野村證券(主幹事)、SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券
カブドットコム証券岡三オンライン証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,900円
仮条件? 1,900円 ~ 2,090円
公募価格? 2,090円
初値予想(独自) 2,400円 ~ 3,000円(9月13日時点)
初値? 3,710円 (公募価格比+1,620円 +77.5%)

・想定価格1,900円に対して、PER40.43倍、PBR4.87倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益47.0円、1株あたり純資産390.5円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 10月2日(火)~10月9日(火)
当選発表日? 10月10日(水)
購入申込期間? 10月11日(木)~10月16日(火)
上場日? 10月19日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 600,000株
売出株数(OA含む)? 582,200株
当選株数合計 1,182,200株

・当選株数は1,182,200株。売買単位が100株なので、当たりは計11,822枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 88.28% 1,043,700株 10,437枚 1,043枚
幹事 三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
2.61% 30,800株 308枚 30枚
SMBC日興証券 2.61% 30,800株 308枚 30枚
みずほ証券 2.17% 25,700株 257枚 25枚
いちよし証券 1.73% 20,500株 205枚 30枚
SBI証券 1.73% 20,500株 205枚 92枚
エース証券 0.43% 5,100株 51枚 5枚
岩井コスモ証券 0.43% 5,100株 51枚 5枚

野村證券(主幹事)、SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、カブドットコム証券から申し込みが可能となりました(9月18日追記)。
・その他、岡三オンライン証券から申し込みが可能となりました(10月4日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
(株)グローウィング 51.89% 90日間
田川 翔(社長) 28.40% 90日間
笹島 竜也 11.61% 90日間
末廣 紀彦 1.04% 90日間
(株)力の源ホールディングス 0.99% 180日間
藤井 誠二 0.57% 90日間
宮下 清幸 0.38%  
ギフトグループ従業員持株会 0.33%  
榎 正規 0.33% 90日間
網野 功介 0.28%  

 

企業業績のデータ(5年分)

  2013年
11月
2014年
11月
2015年
10月
2016年
10月
2017年
10月
売上高(百万円)? 662 1,190 1,870 4,536 5,612
経常利益(百万円)? 34 82 104 434 638
当期純利益(百万円)? 22 51 41 105 219
純資産額 (百万円)? 51 102 419 528 780
1株あたりの純資産額(円)? 25,276 50,921 209,447 132 192
1株あたりの純利益(円)? 42,140 25,645 20,547 26 55
自己資本比率(%)? 22.5 17.7 32.2 23.7 32.6
自己資本利益率(%)? 67.6 67.3 15.8 22.0 33.5

※2015年10月期に期末月を11月から10月へ変更。
※2015年10月期まで単独決算。2016年10月期から連結決算。
※2016年10月期以降、株式1株につき2,000株の分割を反映。
・2018年10月期は、第3四半期時点で売上5,080百万円、経常利益619百万円を達成しています。IPOで得た資金は、全額を直営店舗の新規出店に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ギフト(9279)、業績の推移は売上・利益ともに右肩上がりで伸びており、上場後の成長も十分に期待できます。ただ、規模が大きめで、ネット関連に比べると事業の拡大スピードが緩やかなので、IPO的にはなかなか人気化しづらいでしょう。また、同日に小型のディ・アイ・システム(4421)が上場することもあり、そちらに人気が集中してしまうかもしれません。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券カブドットコム証券岡三オンライン証券から申し込むことができますので、しっかり当選をねらっていきましょう。


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