鎌倉新書(6184)

 鎌倉新書の事業内容は「ポータルサイトを通じたライフエンディングサービスに係るマッチング事業及び書籍販売事業」で、マザーズ上場の小型案件となっています。葬儀セクター自体に目新しさは感じませんが、ネットを介した“マッチングサービス”という響きは新鮮味があり、人気化しそうな雰囲気があります。

成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
○ a


基本情報

会社名 鎌倉新書(6184) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.kamakura-net.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SBI証券東海東京証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 920円
仮条件? 920円 ~ 1,000円
公募価格? 1,000円
初値予想(独自) 1,800円 ~ 2,000円(11月17日時点)
初値? 2,806円(公募価格比+180.6%)

・想定価格920円に対するPERは167倍
(上場時発行済株式数1,930,000株、2016年1月期の純利益10百万円、1株当たり利益5.5円で計算)。
・初値予想を「1,450円 ~ 1,600円(10月30日時点)」から「1,800円 ~ 2,000円(11月17日時点)」へ変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月18日(水)~11月25日(水)
当選発表日? 11月26日(木)
購入申込期間? 11月27日(金)~12月2日(水)
上場日? 12月4日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 150,000株
売出株数(OA含む)? 425,000株
当選株数合計 575,000株

・当選株数は計575,000株。売買単位が100株なので、当たりは計5,750枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 SMBC日興証券 88.00% 440,000株 4,400枚 440枚
幹事 大和証券 5.00% 25,000株 250枚 37枚
岩井コスモ証券 1.00% 5,000株 50枚 5枚
極東証券 1.00% 5,000株 50枚 -枚
SMBC
フレンド証券
1.00% 5,000株 50枚 5枚
丸三証券 1.00% 5,000株 50枚 5枚
東海東京証券 1.00% 5,000株 50枚 5枚
岡三証券 1.00% 5,000株 50枚 5枚
SBI証券 1.00% 5,000株 50枚 22枚

・主幹事のSMBC日興証券、副幹事の大和証券SBI証券東海東京証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
清水 祐孝(社長) 60.29% 180日間
(株)かまくらホールディングス 10.05% 180日間
YJ1号投資事業組合 9.04% 180日間
清水優紀 5.02% 180日間
清水啓太郎 5.02% 180日間
ブレイン・アンド・キャピタル・ホールディングス(株) 4.47%
宮木章太 0.70%
増澤貞昌 0.70%
上村和彦 0.50%
須藤諭史 0.50%

 

企業業績のデータ(5年分)


  2011年
1月
2012年
1月
2013年
1月
2014年
1月
2015年
1月
売上高(百万円)? 300 427 627 778 917
経常利益(百万円)? △4 35 113 58 27
当期純利益(百万円)? △4 22 28 30 10
純資産額 (百万円)? 55 77 116 279 290
1株あたりの純資産額(円)? 69,453 97,133 145,763 157.20 163.15
1株あたりの純利益(円)? △5,850 27,680 36,130 19.03 5.96
自己資本比率(%)? 29.6 33.4 34.7 45.3 42.1
自己資本利益率(%)? - 33.2 29.7 15.5 3.7

※2014年1月期以降、株式1株につき2,000株の分割を反映。
・2016年1月期の第2四半期時点で、売上546百万円、経常利益102百万円を達成しています。直近5年の業績推移を見る限り、売上は拡大基調ですが、利益が安定しておらず、先行き不透明感が強いです。IPOで得た資金は、営業の販路拡充、新規事業の開発をおこなっていくための人材採用費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 鎌倉新書(6184)、企業名から出版社かと思ったのですが、葬儀系ポータルサイトを運営している会社と知って驚きました。業績自体はあまり見栄えしませんが、「ネットを介したマッチングサービス」という響きが、人気化しそうな雰囲気を感じさせます。当選株数が少ないですし、大株主のロックアップもしっかりかかっているので、需給的にも初値が上がりやすくなっています。

 ネット証券では、主幹事のSMBC日興証券、副幹事をつとめている大和証券が1人1票制を採用していて狙い目です!東海東京証券も1人1票制を採用しているのでお忘れなく。SBI証券は資金量に応じて抽選権が割り当てられるので、余裕があれば申し込んでおきましょう。

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