ジグソー(3914)

 ジグソーの事業内容は「IoTビッグデータをベースとした、インターネットシステムの自動マネジメントサービス事業」で、マザーズ上場の小型案件となっています。ビッグデータ関連の案件は人気化しやすい傾向にありますが、いかんせん業績が頭打ち気味なので、どこまで人気化するか微妙なところです。

ジグソーのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価
○ b


基本情報

会社名 ジグソー(3914) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.jig-saw.com/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、マネックス証券SBI証券
東海東京証券、岡三オンライン証券(?)

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,090円
仮条件? 2,090円 ~ 2,390円
公募価格? 2,390円
初値予想(独自) 3,400円 ~ 3,700円(4月26日時点)
初値? 8,040円(公募価格比+236.4%)

・想定価格2,090円に対するPERは83.9倍
(上場時発行済株式数3,190,000株、2014年12月期の純利益79百万円、1株当たり利益24.9円で計算)。
・初値予想を「2,700円 ~ 3,000円(3月24日時点)」から「3,400円 ~ 3,700円(4月26日時点)」変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 4月13日(月)~4月17日(金)
当選発表日? 4月20日(月)
購入申込期間? 4月21日(火)~4月24日(金)
上場日? 4月28日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 200,000株
売出株数(OA含む)? 87,500株
当選株数合計 287,500株

・当選株数は計287,500株。売買単位が100株なので、当たりは計2,875枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 SMBC日興証券 86.00% 215,000株 2,150枚 215枚
幹事 大和証券 7.00% 17,500株 175枚 17枚
マネックス証券 2.00% 5,000株 50枚 50枚
SBI証券 2.00% 5,000株 50枚 22枚
東海東京証券 1.00% 2,500株 25枚 2枚
岡三証券 1.00% 2,500株 25枚 2枚
いちよし証券 1.00% 2,500株 25枚 2枚

・主幹事のSMBC日興証券、副幹事の大和証券マネックス証券SBI証券東海東京証券から当選のチャンス。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンライン証券の取り扱いも発表される可能性があります。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
山川 真考(社長) 18.72%
Jun Emi 17.10%
トランス・コスモス(株) 9.34%
関﨑 美智子 7.63%
AITHER LIMITED 7.02%
Net Capital Partners Limited 6.60%
斉藤 誠 5.30%
Webcast Enterprises Limited 4.83%
Richard Lo 3.96%
サンエイト1号投資事業有限責任組合 2.09%

・山川、関崎氏に対して、180日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。
・その他、主要大株主に対して、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。

企業業績のデータ(5年分)


  2010年
12月
2011年
12月
2012年
12月
2013年
12月
2014年
12月
売上高(百万円)? 288 453 391 379 505
経常利益(百万円)? 35 116 55 32 61
当期純利益(百万円)? 29 42 39 23 79
純資産額 (百万円)? △75 △33 5 35 115
1株あたりの純資産額(円)? △13,528 △5,956 1,072 12.01 38.62
1株あたりの純利益(円)? 5,203 7,571 7,028 8.25 26.61
自己資本比率(%)? △91.4 △19.9 4.0 19.3 34.2
自己資本利益率(%)? - - - 114.2 105.1

※2013年12月期以降、株式1株につき500株の分割を反映。
・売上、利益ともに頭打ち気味になっており、将来性に不安を覚えます。IPOで得た資金は、技術開発および監視ロボット、人工知能、スマートマシンの研究、人材採用、オフィス移転に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ジグソー(3914)、「人気ビジネス」「小型」「当選本数が少ない」と、初値が高騰しやすい条件がそろっています。ただ、業績の伸びがいまいちなため、それがどこまで足を引っ張るか。せめて直近だけでも見栄えが良ければよかったんですけどね…。当選を狙うなら、1人1票制のSMBC日興証券が主幹事を務めているので大チャンス。その他に、副幹事の大和証券マネックス証券東海東京証券(1人1票制)、SBI証券からも申し込みが可能となっています。

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