日立マクセル (6810)

(追記:2014年3月7日)

主幹事のSMBC日興証券(上の画像)と、SBI証券(下の画像)から、日立マクセルに当選しました!
IPO日立マクセル当選(SMBC日興)

IPO日立マクセル当選(SBI証券)

 日立マクセルの事業内容は「機能性部材料、電池、デバイス、光学部品および電気機械器具の製造・販売」です。 2010年に日立製作所が完全子会社化した会社で、ある程度、業績が立て直した上での再上場ですね。

日立マクセルホームページ画像
成長性 割安度
△ △
話題性 総合評価
c


基本情報

会社名 日立マクセル(6810) 【東証一部】
会社URL http://www.maxell.co.jp/jpn/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、マネックス証券SBI証券楽天証券大和証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,070円
仮条件? 1,990円 ~ 2,070円
公募価格? 2,070円
初値予想(独自) 2,100円(2月27日時点)
初値? 1,971円

・想定価格2,070円から見たPER(株価収益率)は、218倍(2013年3月期実績)と短期的にみると割高な水準。PBRは(株価純資産倍率)は1倍付近で設定されている。初値は微妙か。
・初値は1,971円(公募価格比-99円)と2014年初の公募割れ。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月3日(月)~3月6日(木)
当選発表日? 3月7日(金)
購入申込期間? 3月10日(月)~3月13日(木)
上場日? 3月18日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 0株(売出のみ)
売出株数(OA含む)? 35,227,700株
当選株数合計 35,227,700株

・当選株数は計35,227,700株。売買単位が100株なので、当たりは計352,277枚
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 SMBC日興証券 56.3% 19,829,400株 198,294枚 19,829枚
幹事 三菱UFJ
モルガン
スタンレー 証券
10.45% 3,682,600株 36,826枚 3,682枚
野村證券 5.63% 1,983,000株 19,830枚 1,983枚
みずほ証券 5.63% 1,983,000株 19,830枚 1,983枚
SBI証券 0.8% 283,200株 1,132枚 1,132枚
水戸証券 0.4% 141,600株 1,416枚 不明
岡三証券 0.4% 141,600株 1,416枚 不明
大和証券 0.4% 141,600株 1,416枚 1,416枚
マネックス証券 0.4% 141,600株 1,416枚 1,416枚

・主幹事のSMBC日興証券から軸に申し込む。マネックス証券SBI証券大和証券楽天証券(委託団)からもフォローしておきたい。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
(株)日立製作所 98.28%
日立マクセル(株) 0.94%
日立化成(株) 0.78%

・ロックアップは日立製作所に対して180日間。株主はすべて日立グループで、3社しかいなくてクリアですね。

企業業績のデータ(5年分)


  2009年
3月
2010年
3月
2011年
3月※
2012年
3月
2013年
3月
売上高(百万円)? 172,652 139,841 - 120,533 109,234
経常利益(百万円)? △1,524 432 - 3,281 1,934
当期純利益(百万円)? △24,146 △7,327 - 1,816 490
純資産額 (百万円)? 164,207 157,104 - 89,108 123,792
1株あたりの純資産額(円)? 1,709 1,628 - 1,876 1,941
1株あたりの純利益(円)? △251 △76 - 38 9.5
自己資本比率(%)? 75.7 78.2 - 72.1 78.6
自己資本利益率(%)? △13.5 △4.6 - 1.78 0.46

※2011年は財務諸表がない。
・赤字は解消されたものの、売上は下落傾向で、経常利益率、自己資本利益率は低く、まだまだ回復途上と思われる。ただ、自己資本比率は高いので、財務健全性は良好。

管理人からのコメント

 日立マクセル(6810)は、2009年までの業績不振により、日立製作所の完全子会社となったが、ある程度立て直したうえでの再上場案件となっています。業績は落ち着きつつあるものの、PER(株価収益率)みた割安感は乏しく、当選株数も非常に多いところが気がかりです。今のところは、公募価格近辺で初値が付くのではないかと予想します。IPO当選には、主幹事のSMBC日興証券からの申し込みははずせません。とりあえず私も当選を狙います!

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