ウリドキ(418A)

 ウリドキの事業内容は「リユース品買取マッチングサイト『ウリドキ』及びリユース記事特化WEBメディア『ウリドキプラス』の運営」で、名証ネクスト上場の超小型案件(想定時価総額23.0億円、吸収金額4.5億円)です。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

ウリドキのホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価?
○ C

基本情報

会社名 ウリドキ(418A) 【名証ネクスト】
会社URL https://uridoki.co.jp/
会社設立 2014年12月(10年目)
主幹事証券 Jトラストグローバル証券
その他
狙い目証券会社
SBI証券(副幹事)楽天証券マネックス証券岡三オンライン(?)

IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,100円
仮条件? 未発表
公募価格? 未発表
初値予想(独自) 1,100円 ~ 1,400円(9月2日時点)
初値? -

・想定価格1,100円に対して、PER35.53倍、PBR18.1倍、配当利回り-%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益31.0円、1株あたり純資産60.8円、1株あたり配当金-円
※累積赤字の影響で、PERが低めに算出されています。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 9月18日(木)~9月25日(木)
当選発表日? 9月26日(金)
購入申込期間? 9月29日(月)~10月2日(木)
上場日? 10月7日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 30,000株
売出株数(OA含む)? 382,400株
当選株数合計 412,400株

・当選株数は412,400株。売買単位が100株なので、当たりは計4,124枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 Jトラスト
グローバル証券
-% -株 -枚 -枚
幹事 SBI証券 -% -株 -枚 -枚
楽天証券 -% -株 -枚 -枚
岡三証券 -% -株 -枚 -枚
マネックス証券 -% -株 -枚 -枚
丸三証券 -% -株 -枚 -枚
あかつき証券 -% -株 -枚 -枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、仮条件決定時付近に発表。
SBI証券(副幹事)楽天証券マネックス証券から当選のチャンス。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンラインの取り扱いも発表される可能性があります。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
木暮 康雄(社長) 29.29% 180日間
パズー(株) 20.74% 180日間
(株)ニキティス 7.98% 180日間
田中 祥太郎 4.25% 180日間
ディップ(株) 4.07% 90日間
1.5倍
TSVF1投資事業有限責任組合 3.7% 90日間
1.5倍
(株)ラサ 2.51% 90日間
1.5倍
アコード・ベンチャーズ1号CF投資事業有限責任組合 2.24% 90日間
1.5倍
木暮 正彦 1.66% 180日間
(株)エルテスキャピタル 1.48% 90日間
1.5倍

企業業績のデータ(5年分)

⇒ウリドキの有価証券届出書 [PDF]

 2020年
11月
2021年
11月
2022年
11月
2023年
11月
2024年
11月
売上高(百万円)? 100 101 179 334 599
経常利益(百万円)? △107 △33 △20 39 50
当期純利益(百万円)? △109 △33 △21 46 65
純資産額(百万円)? 24 △9 △7 39 104
1株あたりの純資産額(円)? △1,020 △1,216 △1,339 △106 △53
1株あたりの純利益(円)? △540 △162 △101 23 32
自己資本比率(%)? 17.9 △8.8 △22.3 9.4 35.8
自己資本利益率(%)? - - - △747.6 107.4

※2023年11月期以降、株式1株につき10株の分割を反映
・2025年11月期は第2四半期時点で売上高697百万円、経常利益109百万円を達成しています。IPOで得た資金はWEB広告宣伝費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ウリドキ(418A)は、「リユース品買取マッチングサイト『ウリドキ』及びリユース記事特化WEBメディア『ウリドキプラス』の運営」を主な事業としています。買取マッチングサイト『ウリドキ』は、リユース品を売りたい個人と、買い取りたいリユース業者を結ぶサービスです。売りたいモノの情報を入力すると、複数のプロから一括で査定結果を受け取れるため、より高く・安心して売却先を選べます。買取店にとっても、効率よく在庫を確保できるメリットがあります。利用者は手数料無料で使え、ウリドキはリユース業者からの仲介手数料で運営されています。最近は自治体とも連携し、住民の不用品買取を促すことで、ごみ削減や循環型社会づくりにも貢献しています。

 直近の業績を見ると、2023年に黒字化し、翌年の2024年は売上、利益ともに大きく伸ばしています。業績予想は現時点では発表されていませんが、半期決算ですでに前年を大きく上回る業績を上げています。しかしそれでも、地方市場への単独上場のため、高騰は期待しづらいです。

 公開株数が少ないため、買いが優勢になりやすい状況です。主要株主のロックアップに解除条件が設定されているため、その付近が壁になりそうです。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、SBI証券(副幹事)楽天証券マネックス証券から申し込み可能となっています。

twitter@ipokiso_com
XでもIPO情報を配信しています。フォローよろしくお願いします!

↑