情報戦略テクノロジー(155A)
(2024年3月8日に追記)
弱気の仮条件を受けて、初値予想を引き下げました。
情報戦略テクノロジーの事業内容は「大手企業向けDX内製支援サービスなど」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額59.8億円、吸収金額14.3億円)です。統計的に初値の上がりやすい「DX関連」、「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | 情報戦略テクノロジー(155A) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://www.is-tech.co.jp/ |
会社設立 | 2009年1月(16年目) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
その他 狙い目証券会社 |
岩井コスモ証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 600円 |
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仮条件 | 380円 ~ 460円 |
公募価格 | 460円 |
初値予想(独自) | 600円 ~ 1,000円(3月8日時点) |
初値 | 1,021円 (公募価格比+561円 +122.0%) |
・想定価格600円に対して、PER20.97倍、PBR4.81倍、配当利回り-%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益28.6円、1株あたり純資産124.8円、1株あたり配当金-円。)
・初値予想を「750円 ~ 1,200円(2月22日時点)」から「600円 ~ 1,000円(3月8日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 3月11日(月)~3月15日(金) |
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当選発表日 | 3月18日(月) |
購入申込期間 | 3月19日(火)~3月25日(月) |
上場日 | 3月28日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 1,470,000株 |
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売出株数(OA含む) | 910,500株 |
当選株数合計 | 2,380,500株 |
・当選株数は2,380,500株。売買単位が100株なので、当たりは計23,805枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
・52百万円を上限として親引けによるファンドへの売りつけがおこなわれる可能性があります。想定価格で計算すると最大86,496株が公開株数から減ります。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | みずほ証券 | 93.04% | 2,214,900株 | 22,149枚 | 2,214枚 |
幹事 | アイザワ証券 | 0.87% | 20,700株 | 207枚 | 0枚 |
あかつき証券 | 0.87% | 20,700株 | 207枚 | 0枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.87% | 20,700株 | 207枚 | 20枚 | |
SBI証券 | 0.87% | 20,700株 | 207枚 | 93枚 | |
極東証券 | 0.87% | 20,700株 | 207枚 | 0枚 | |
松井証券 | 0.87% | 20,700株 | 207枚 | 144枚 | |
マネックス証券 | 0.87% | 20,700株 | 207枚 | 207枚 | |
丸三証券 | 0.87% | 20,700株 | 207枚 | 20枚 |
・岩井コスモ証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月4日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
髙井 淳(社長) | 47.42% | 180日間 |
(株)ISTホールディングス | 37.08% | 180日間 |
コタエル信託(株) | 6.99% | 180日間 |
近藤 将人 | 2.97% | 180日間 |
礒谷 幸始 | 2.80% | 180日間 |
情報戦略テクノロジー社員持株会 | 1.75% | 180日間 |
廣田 重徳 | 1.00% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
⇒情報戦略テクノロジーの有価証券届出書
※2021年12月期のみ連結決算。
※2019年12月期以降、株式1株につき10,000株の分割を反映。
・2023年12月期は、第3四半期時点で売上3,908百万円、経常利益305百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備投資費、運転資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
情報戦略テクノロジー(155A)、顧客のIT・デジタル技術による効率化を実現する「0次システム開発」を展開しています。0次システム開発は、顧客とエンジニアが、提案・相談を繰り返しながら開発していく「アジャイル型」と言われるプロジェクト進行手法です。直近の業績推移を見ると、右肩上がりで売上を伸ばしており、今後の成長性も感じられます。
公開株数は多いですが、主要大株主には期間でロックアップがかかっています。また、同日にカリウス(153A)が上場予定で、前後にもIPOが集中していますので、買いが集まりにくくなっています。想定価格が低いこともあり、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、岩井コスモ証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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