グロースエクスパートナーズ(244A)
(2024年9月4日に追記)
強気の仮条件を受けて、初値予想を引き上げました。
グロースエクスパートナーズの事業内容は「エンタープライズ向けのDX支援事業」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額42.0億円、吸収金額11.2億円)です。統計的に初値の上がりやすい「DX関連」の案件ですが、総合的に見て、想定価格から見た初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | グロースエクスパートナーズ(244A) 【東証グロース】 |
---|---|
会社URL | https://www.gxp-group.co.jp/ |
会社設立 | 2008年7月(17年目) |
主幹事証券 | 野村證券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券、楽天証券、大和コネクト証券、岡三オンライン、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 1,320円 |
---|---|
仮条件 | 1,480円 ~ 1,530円 |
公募価格 | 未発表 |
初値予想(独自) | 1,700円 ~ 2,100円(9月4日時点) |
初値 | - |
・想定価格1,320円に対して、PER15.04倍、PBR2.11倍、配当利回り-%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益87.7円、1株あたり純資産624.6円、1株あたり配当金-円。)
・初値予想を「1,500円 ~ 2,000円(8月21日時点)」から「1,700円 ~ 2,100円(9月4日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 9月6日(金)~9月12日(木)※1 |
---|---|
当選発表日 | 9月13日(金)※2 |
購入申込期間 | 9月17日(火)~9月20日(金)※2 |
上場日 | 9月26日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
※楽天証券は、購入申込期間の最終日にIPO抽選をおこなう「後期抽選型」の証券会社で、手順をふめば同一資金で“2回”抽選を受けることができます!詳しくは「後期型IPO抽選を利用して同一資金で複数回の抽選を受ける」をご覧ください。
※1 最長で2024年9月19日(木)まで
※2 発行価格決定日が変動する場合があり、それに応じて各日程も変動します。
発行価格決定日が、
9月17日(火):購入申込期間は「9月18日(水)~9月24日(火)」、上場日は9月27日(金)
9月18日(水):購入申込期間は「9月19日(木)~9月25日(水)」、上場日は9月30日(月)
9月19日(木):購入申込期間は「9月20日(金)~9月26日(木)」、上場日は10月1日(火)
9月20日(金):購入申込期間は「9月24日(火)~9月27日(金)」、上場日は10月2日(水)
IPO当選株数
公募株数 | 443,400株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 406,300株 |
当選株数合計 | 849,700株 |
・当選株数は849,700株。売買単位が100株なので、当たりは計8,497枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
幹事 | 大和証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
SBI証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
楽天証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
岡三証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
※「割当率」や「当選本数」などの数字は、公募価格決定時付近に発表。
・SBI証券、楽天証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(8月23日追記)
・その他、大和コネクト証券から申し込み可能となりました。(8月23日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(9月2日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
渡邉 伸一(社長) | 45.51% | 90日間 |
Watanabe&Partners(株) | 19.60% | 90日間 |
ニプロ(株) | 4.25% | 90日間 |
豊田通商(株) | 4.25% | 90日間 |
奥山 秀朗 | 3.27% | 90日間 |
(株)三越伊勢丹システム・ソリューションズ | 3.27% | 90日間 |
小野 純一 | 2.16% | 90日間 |
河西 健太郎 | 1.83% | 90日間 |
鈴木 雄介 | 1.05% | 90日間 |
鎌田 悟 | 0.85% | 90日間 |
企業業績のデータ(5年分)
⇒グロースエクスパートナーズの有価証券届出書
※2021年8月期以降、株式1株につき10株の分割を反映。
※2022年8月期以降、株式1株につき20株の分割を反映。
・2024年8月期は、第3四半期時点で売上3,316百万円、経常利益488百万円を達成しています。
・IPOで得た資金は、採用費、人件費、地代家賃、設備資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
グロースエクスパートナーズ(244A)、大手企業向けに顧客企業の強みを活かしたDX支援(ITを活用した事業変革支援)をおこなっています。IT戦略立案から実行支援、運用まで包括的にサポートしています。
直近の業績推移を見ると、2022年8月期に売り上げが急激に拡大していますが、これは子会社を完全子会社化し、新事業として「ビッグデータ解析」、「AI学習サービス」を開始した影響が大きいと思われます。利益率は低下しましたが、利益自体は拡大傾向にあり、今後の成長性も十分に感じられます。
公開株数は一般的で、主要大株主には期間でロックアップがかかっており、供給はそれなりにしぼれています。現在の株式相場の不安定さを考えると、想定価格から見た初値は小幅な上昇にとどまると予想します。ただし、今後の回復しだいでは予想を超える初値をつけることも十分に考えられます。
ネット証券では、SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、大和コネクト証券、DMM株から申し込み可能となっています。
(2024年8月22日追記)
同日にINGS(245A)が上場することになり、買いが集まりにくくなりました。
(2024年8月23日追記)
同日に、さらにアスア(246A)、キッズスター(248A)が上場することになり、買いが集まりにくくなりました。
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