田中建設工業(1450)

 田中建設工業の事業内容は「建築構造物の解体工事ならびにそれに関連する各種工事の施工監理」で、JASDAQスタンダード上場の小型案件(想定時価総額47.0億円、吸収金額7.9億円)です。

田中建設工業のホームページ画像
成長性 割安性
○ にじゅうまる
話題性 総合評価
○ b


基本情報

会社名 田中建設工業(1450) 【JASDAQスタンダード】
会社URL https://www.tanaken-1982.co.jp/ja/index.html
狙い目証券会社 野村證券(主幹事)、東海東京証券岡三オンライン証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,210円
仮条件? 2,210円 ~ 2,400円
公募価格? 2,400円
初値予想(独自) 2,800円 ~ 3,300円(11月13日時点)
初値? 2,570円 (公募価格比+170円 +7.1%)

・想定価格2,210円に対して、PER5.64倍、PBR1.48倍、配当利回り5.32%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益392.0円、1株あたり純資産1,494.3円、1株あたり配当金117.6円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月30日(金)~12月6日(木)
当選発表日? 12月7日(金)
購入申込期間? 12月10日(月)~12月13日(木)
上場日? 12月18日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 155,000株
売出株数(OA含む)? 201,500株
当選株数合計 356,500株

・当選株数は356,500株。売買単位が100株なので、当たりは計3,565枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 90.46% 322,500株 3,225枚 322枚
幹事 むさし証券 3.03% 10,800株 108枚 10枚
みずほ証券 2.16% 7,700株 77枚 7枚
ちばぎん証券 1.74% 6,200株 62枚 -枚
東海東京証券 0.87% 3,100株 31枚 3枚
岡三証券 0.87% 3,100株 31枚 3枚
極東証券 0.87% 3,100株 31枚 -枚

野村證券(主幹事)、東海東京証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込みが可能となりました(11月14日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
スリーハンドレッドホールディングス(株) 86.16% 90日間
田中 俊昭 2.82% 90日間
田中 俊恒 1.12% 90日間
松野 洋子 1.12% 90日間
鬼塚 麻紀子 1.12% 90日間
富士倉庫運輸(株) 0.95% 6か月間
釆澤 和義(社長) 0.57% 90日間
TANAKEN従業員持株会 0.48% 6か月間
大栄不動産(株) 0.44% 6か月間
小池 正晴 0.40% 90日間

※富士倉庫運輸(株)、TANAKEN従業員持株会、大栄不動産(株)にはロックアップの代わりに、上場前の第三者割当に関し、上場日以降6か月間の継続所有等の確約を行っています。

 

企業業績のデータ(5年分)

  2014年
9月
2015年
9月
2016年
9月
2017年
3月
2018年
3月
売上高(百万円)? 3,617 4,022 5,559 2,758 7,862
経常利益(百万円)? 419 872 1,080 360 1,272
当期純利益(百万円)? 230 476 619 223 834
純資産額 (百万円)? 1,597 1,929 2,396 2,031 2,874
1株あたりの純資産額(円)? 16,634 20,097 24,959 1,058 1,456
1株あたりの純利益(円)? 2,393 4,963 6,449 116 431
自己資本比率(%)? 46.7 42.7 55.4 52.7 61.4
自己資本利益率(%)? 15.3 27.0 28.6 10.1 34.0

※2017年に期末月を9月から3月に変更しました。
※2017年3月期以降、株式1株につき20株の分割を反映。
・2019年3月期は、第2四半期時点で売上3,623百万円、経常利益569百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人材採用費、人件費、システム投資に充てる予定です。

管理人からのコメント

 田中建設工業(1450)、建設業自体には新規性がなく、IPOのテーマ的にも弱いです。ただ、業績が右肩上がりで、上場後も成長が見込めることから、投資目的の買いが見込めます。また、大株主に対するロックアップが期間でしっかりかかっており、供給がかなりしぼれていますので、需給である程度の初値上昇が期待できます。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、東海東京証券岡三オンライン証券から申し込みできますので、当選をねらっていきましょう。

(11月14日追記)
同日にテクノスデータサイエンス・エンジニアリング(7046)が上場することになり、期待できる買いが少なくなりました。


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