シンデン・ハイテックス(3131)
シンデン・ハイテックスの事業内容は「液晶、半導体、電子機器の仕入及び販売」で、ジャスダック上場の小型案件となっています。規模的にかなり軽い案件ですので、仕掛け的な買いが入れば、予想以上に初値が上がることもあります。ただ、直近の業績が失速している疑いがあり、なかなか人気化しづらそうです。加えて、同日に複数企業が上場することも足を引っ張りそうですね。
基本情報
| 会社名 | シンデン・ハイテックス(3131) 【東証マザーズ】 |
|---|---|
| 会社URL | http://www.shinden.co.jp/ |
| 狙い目証券会社 | SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券、むさし証券 カブドットコム証券、松井証券、安藤証券、岩井コスモ証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
| 想定価格 |
2,640円 |
|---|---|
| 仮条件 |
2,640円 ~ 2,740円 |
| 公募価格 |
2,740円 |
| 初値予想(独自) | 3,000円 ~ 3,300円(2月23日時点) |
| 初値 |
3,075円(公募価格比+12.2%) |
・想定価格2,640円に対するPER5.6倍
(上場時発行済株式数901,000株、2014年3月期の純利益422百万円、1株当たり利益468円で計算)。
IPOスケジュール
| 抽選申込期間 |
3月10日(火)~3月16日(月) |
|---|---|
| 当選発表日 |
3月17日(火) |
| 購入申込期間 |
3月18日(水)~3月23日(月) |
| 上場日 |
3月25日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
| 公募株数 |
100,000株 |
|---|---|
| 売出株数(OA含む) |
44,900株 |
| 当選株数合計 | 144,900株 |
・当選株数は計144,900株。売買単位が100株なので、当たりは計1,449枚。
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
| 証券会社名 | 割当率 |
割当株数 |
当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
| 主幹事 | SMBC日興証券 | 85.00% | 107,100株 | 1,071枚 | 107枚 |
| 幹事 | SMBC フレンド証券 |
1.98% | 2,500株 | 25枚 | 2枚 |
| SBI証券 | 1.98% | 2,500株 | 25枚 | 11枚 | |
| 岡三証券 | 1.98% | 2,500株 | 25枚 | 2枚 | |
| 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
1.98% | 2,500株 | 25枚 | 2枚 | |
| むさし証券 | 1.98% | 2,500株 | 25枚 | 2枚 | |
| 岩井コスモ証券 | 1.51% | 1,900株 | 19枚 | 1枚 | |
| 極東証券 | 1.51% | 1,900株 | 19枚 | 1枚 | |
| 静銀 ティーエム証券 |
1.51% | 1,900株 | 19枚 | 1枚 | |
| ちばぎん証券 | 1.51% | 1,900株 | 19枚 | 1枚 |
・主幹事のSMBC日興証券、SBI証券、むさし証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンライン証券の取り扱いも発表される可能性があります。
・その他、カブドットコム証券から申し込みが可能となりました(2月25日追記)。
・その他、松井証券、安藤証券から申し込みが可能となりました(3月12日追記)。
株主構成、ロックアップなど
| 株主名 | 比率 |
|---|---|
| 貝塚 進 | 14.56% |
| 社員持株会 | 8.91% |
| 城下 保(社長) | 8.50% |
| 河合 優 | 5.04% |
| NIFSMBC-V22006S3投資事業有限責任組合 | 4.92% |
| ジャフコV2共有投資事業有限責任組合 | 4.74% |
| エスディーエス投資事業組合 | 3.24% |
| GR-SH投資事業組合 | 2.88% |
| ケーエス興産有限会社 | 2.40% |
| 佐々木 守 | 2.16% |
・ベンチャーキャピタルを除く大株主に対し、180日間のロックアップ。
・ベンチャーキャピタルに対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。
企業業績のデータ(5年分)
※2012年3月期まで単独決算。2013年3月期から連結決算。
※2013年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・一見良さそうに見える決算情報ですが、2015年3月期は第3四半期時点で経常利益が86百万円しか出ておらず、失速感があります。第4四半期に売上が集中するというビジネスモデルとは思えないので注意が必要です。IPOで得た資金は、借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
シンデン・ハイテックス(3131)、半導体の卸売ということで新規性はありません。業績も2015年3月期に失速している可能性が高く、微妙な印象です。唯一目を引くのは規模感ですが、とても仕掛け的な買いが入るようには思えません。今のIPO相場であれば、公募割れする可能性は低いのでしょうが、上昇してもそれほど上がることはないでしょう。当選を狙うなら、主幹事のSMBC日興証券は逃せません。その他、SBI証券、むさし証券、カブドットコム証券、松井証券、安藤証券、岩井コスモ証券からも申し込みが可能となっています。
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