アトラ(6029)

 アトラの事業内容は「ほねつぎブランドでチェーン展開する鍼灸接骨院の開業支援及び運営指導など」となっています。マザーズ上場の小型案件ですが、事業が地味目なので人気化するかは微妙なところです。ただ、先日上場した介護サービスのエランは、予想を大きく上回る上昇を見せていますので、今回も大きく上昇する可能性が高いです。

アトラのホームページ画像
成長性 割安性
○ ○
話題性 総合評価
○ b


基本情報

会社名 アトラ(6029) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.artra-group.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券マネックス証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 690円
仮条件? 690円 ~ 740円
公募価格? 740円
初値予想(独自) 1,000円 ~ 1,200円(11月11日時点)
初値? 1,313円(公募価格比+77.4%)

・想定価格690円に対するPERは12.3倍(2013年12月期の純利益145百万円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月28日(金)~12月4日(木)
当選発表日? 12月5日(金)
購入申込期間? 12月8日(月)~12月11日(木)
上場日? 12月16日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 700,000株
売出株数(OA含む)? 220,000株
当選株数合計 920,000株

・当選株数は計920,000株。売買単位が100株なので、当たりは計9,200枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 野村證券 85.00% 680,000株 6,800枚 680枚
幹事 SMBC日興証券 8.00% 64,000株 640枚 64枚
エース証券 2.00% 16,000株 160枚 16枚
SBI証券 2.00% 16,000株 160枚 27枚
SMBC
フレンド証券
1.00% 8,000株 80枚 8枚
みずほ証券 1.00% 8,000株 80枚 8枚
マネックス証券 1.00% 8,000株 80枚 80枚

・主幹事以外だと、副幹事のSMBC日興証券SBI証券マネックス証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
一般社団法人みどり会 63.57%
久世 博之(社長) 13.57%
塩中 一成 6.67%
片田 徹 6.67%
田中 克典 2.86%
柚木 孝夫 2.86%
田中 雅樹 0.95%
池田 愛 0.24%
橋本 優城 0.19%
御手洗 洋輔 0.19%

・上位株主陣に対して90日間のロックアップ。

企業業績のデータ(5年分)


  2009年
12月
2010年
12月
2011年
12月
2012年
12月
2013年
12月
売上高(百万円)? 324 603 710 772 1,320
経常利益(百万円)? △58 △85 △5 △41 144
当期純利益(百万円)? △78 △98 △21 △44 145
純資産額 (百万円)? 60 △37 △59 △103 42
1株あたりの純資産額(円)? 32,027 △19,987 △31,413 △54.46 22.28
1株あたりの純利益(円)? △41,442 △51,980 △11,297 △23.19 76.60
自己資本比率(%)? 6.2 △4.4 △7.7 △13.2 4.3
自己資本利益率(%)? - - - - -

※2012年12月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
・ほねつぎチェーンの展開により、事業規模を拡大させています。2014年9月末時点で全国41院なので、まだまだ拡大余地があると言えます。IPOで得た資金は、院へ提供しているシステム強化、会員支援、広告宣伝に充てる予定です。

管理人からのコメント

 アトラ(6029)、通常時ではなかなか高騰を期待しづらい案件ですが、日銀の追加緩和でバブルっぽくなっている今なら当選を狙っていくべきでしょう。先日のエランも前評判は良くなかったのですが、フタを開けてみれば、+70%の初値という結果でした。ネット証券では、副幹事のSMBC日興証券(1人1票制)、SBI証券マネックス証券(1人1票制)から申し込むことができます。(11月12日追記:同日にあと3社上場することになったので、資金の集まり方が弱くなる可能性が出てきました。)

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