ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス(旧ヒト・コミュニケーションズ)(3654)
2019年3月1日より、持株会社「ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス」を設立・株式移転により持株会社体制(子会社化)に移行しました
ヒト・コミュニケーションズの事業内容は「家電,モバイル製品等の営業・販売業務を一括して受託するアウトソーシング事業,人材派遣事業等」で、ジャスダック上場の中型案件となっています。この業界はすでに飽和状態に近いので、出て来るのが少し遅いという印象です。総合評価は「C」としました。
基本情報
| 会社名 | ヒト・コミュニケーションズ(3654) 【JASDAQスタンダード】 |
|---|---|
| 会社URL | http://www.hitocom.net/ |
| 狙い目証券会社 | SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券、松井証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
| 想定価格 |
2,650円 |
|---|---|
| 仮条件 |
2,600円 ~ 2,700円 |
| 公募価格 |
2,700円 |
| 初値予想(独自) | - |
| 初値 |
2,780円(公募価格比 +3.0%) |
・想定価格2,650円に対するPERは14.4倍(2010年8月期の純利益395百万円をベースに計算)。
IPOスケジュール
| 抽選申込期間 |
7月27日(水)~8月2日(火) |
|---|---|
| 当選発表日 |
8月3日(水) |
| 購入申込期間 |
8月4日(木)~8月9日(火) |
| 上場日 |
8月12日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
| 公募株数 |
350,000株 |
|---|---|
| 売出株数(OA含む) |
397,500株 |
| 当選株数合計 | 747,500株 |
・当選株数は計747,500株。売買単位が100株なので、当たりは計7,475枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
| 証券会社名 | 割当率 |
割当株数 |
当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
| 主幹事 | 野村證券 | 80.00% | 520,000株 | 5,200枚 | 520枚 |
| 幹事 | SMBC日興証券 | 10.00% | 65,000株 | 650枚 | 65枚 |
| みずほ インベスターズ 証券 |
5.00% | 32,500株 | 325枚 | 32枚 | |
| 極東証券 | 3.00% | 19,500株 | 195枚 | 19枚 | |
| SBI証券 | 2.00% | 19,500株 | 195枚 | 87枚 |
・主幹事以外だと、副幹事のSMBC日興証券、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、松井証券からも申し込みが可能となりました。
株主構成、ロックアップなど
| 株主名 | 比率 |
|---|---|
| 野村信託銀行(信託口2052116) | 83.18% |
| ダッチパートナーズ | 14.80% |
| 安井 豊明(社長) | 2.01% |
・大株主に対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。
企業業績のデータ(5年分)
・売上、利益ともに右肩上がりで推移していますが、利益率が徐々に低下しているのが気になります。やはり競争が激しくなるにつれ、利幅が取れなくなってきているのでしょう。IPOで得た資金は、全額を広告宣伝、募集費に充てる予定です。
管理人からのコメント
ヒト・コミュニケーションズ(3654)、アウトソーシング・人材派遣が盛り上がっていたのは、小泉政権が規制緩和を進めていた頃ですから、今さら感がかなり強いです。現在の業績に対して想定価格が高いというわけではないので、大きく公募割れすることはなさそうですが、大幅に上昇することもなさそうです。当選を狙うなら、1人1票制を採用し副幹事を務めるSMBC日興証券、SBI証券、松井証券から申し込みましょう。
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