かがやきホールディングス(384A)

 かがやきホールディングスの事業内容は「コンサルティング事業、人材派遣事業、その他事業を営むグループ会社の企画・管理・運営」で、東証グロースと名証ネクスト上場の超小型案件(想定時価総額17.3億円、吸収金額8.3億円)です。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

かがやきホールディングスのホームページ画像
成長性 割安性
◎ ○
話題性 総合評価?
○ C

基本情報

会社名 かがやきホールディングス(384A) 【東証グロース、名証ネクスト】
会社URL https://www.kagayaki-grp.com/
会社設立 2020年4月(5年目)
主幹事証券 東海東京証券
その他
狙い目証券会社
SBI証券

IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,200円
仮条件? 未発表
公募価格? 未発表
初値予想(独自) 1,300円 ~ 1,600円(6月13日時点)
初値? -

・想定価格1,200円に対して、PER17.76倍、PBR3.1倍、配当利回り-%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益67.6円、1株あたり純資産384.2円、1株あたり配当金-円

IPOスケジュール

抽選申込期間? 7月1日(火)~7月7日(月)
当選発表日? 7月8日(火)
購入申込期間? 7月9日(水)~7月14日(月)
上場日? 7月16日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 300,000株
売出株数(OA含む)? 390,000株
当選株数合計 690,000株

・当選株数は690,000株。売買単位が100株なので、当たりは計6,900枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
・42百万円を上限として親引けによる従業員持株会への売付けがおこなわれる可能性があります。想定価格で計算すると最大35,000株が公開株数から減ります。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 東海東京証券 -% -株 -枚 -枚
幹事 みずほ証券 -% -株 -枚 -枚
SBI証券 -% -株 -枚 -枚
あかつき証券 -% -株 -枚 -枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、仮条件決定時付近に発表。
SBI証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
稲垣 靖(社長) 42.96% 180日間
(株)稲垣 42.96% 180日間
髙山 隆幸 2.34% 180日間
(株)日本M&Aセンター 1.56% 180日間
中川 与治 1.56% 180日間
かがやきホールディングス従業員持株会 1.38% 継続保有
岡本 和也 1.17% 180日間
佐藤 祐樹 0.62% 180日間
米野井 剛 0.39% 180日間
連結子会社の従業員 0.39% 継続保有

企業業績のデータ(5年分)

⇒かがやきホールディングスの有価証券届出書 [PDF]

 2020年
6月
2021年
6月
2022年
6月
2023年
6月
2024年
6月
売上高(百万円)? - 350 384 1,525 1,779
経常利益(百万円)? △0 21 1 130 173
当期純利益(百万円)? △0 0 1 66 97
純資産額(百万円)? 1 108 105 106 227
1株あたりの純資産額(円)? 58 9,843 9,569 95 200
1株あたりの純利益(円)? △42 25 62 60 87
自己資本比率(%)? 5.0 11.6 11.9 9.7 19.8
自己資本利益率(%)? - 0.5 0.6 95.9 58.2

※2022年6月期まで単独決算。2023年6月期から連結決算。
※2023年6月期以降、株式1株につき100株の分割を反映
・2025年6月期は第3四半期時点で売上高1,452百万円、経常利益187百万円を達成しています。IPOで得た資金は人材採用費、人件費および人材育成に充てる予定です。

管理人からのコメント

 かがやきホールディングス(384A)は、「コンサルティング事業、人材派遣事業、その他事業を営むグループ会社の企画・管理・運営」を主な事業としています。グループ内の企業が連携することで、中堅・中小企業のさまざまな経営課題に対して、ワンストップで支援できるところが強みです。一方で、中堅・中小企業にとって必要不可欠な税理士や司法書士といった士業法人と業務委託契約を結び、『かがやきアソシエイツ』として安定的な運営を支援しています。『かがやきアソシエイツ』を通して企業により良いサービスを提供できるため、グループ事業全体の収益拡大にもつながっています。

 直近の業績を見ると売上高も利益も順調に伸びています。成長戦略の一つにM&Aを掲げており、上場によってM&Aが成立しやすくなることを考えると、さらなる成長にも期待できそうです。

 公開株数が少なく、主要株主に解除条件の無いロックアップがかかっているため、供給はかなり絞れています。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、SBI証券から申し込み可能となっています。

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