エスケーホーム(1431)

2018年4月1日より「株式会社Lib Work」に社名変更しました。

 エスケーホームの事業内容は「注文住宅の企画、設計、販売、施工、監理を主な事業内容とする戸建住宅事業および不動産販売事業」で、福岡Qボード上場の超小型案件です。超マイナー取引所の上場ということで、注目度はかなり低そうです。ストロングポイントは、規模感が圧倒的に小さいことですが、果たしてこのような案件に仕掛ける筋がいるかどうか。

成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価
△ c


基本情報

会社名 エスケーホーム(1431) 【福岡Qボード】
会社URL http://www.sk-home.com/
狙い目証券会社 SMBC日興証券SBI証券、岡三オンライン証券(?)

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 700円
仮条件? 740円 ~800円
公募価格? 800円
初値予想(独自) 1,000円 ~1,100円(7月20日時点)
初値? 910円(公募価格比+13.8%)

・想定価格700円に対するPER10.3倍
(上場時発行済株式数1,091,000株、2014年6月期の純利益 百万円、1株当たり利益67.7円で計算)。
・初値予想を「670円 ~730円(7月3日時点)」から「1,000円 ~1,100円(7月20日時点)」変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 7月16日(木)~7月23日(木)
当選発表日? 7月24日(金)
購入申込期間? 7月28日(火)~7月31日(金)
上場日? 8月5日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 150,000株
売出株数(OA含む)? 22,500株
当選株数合計 172,500株

・当選株数は計172,500株。売買単位が100株なので、当たりは計1,725枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 岡三証券 85.00% 127,500株 1,275枚 127枚
幹事 エイチエス証券 3.00% 4,500株 45枚 22枚
SMBC日興証券 3.00% 4,500株 45枚 4枚
SBI証券 3.00% 4,500株 45枚 20枚
東洋証券 3.00% 4,500株 45枚 4枚
ふくおか証券 3.00% 4,500株 45枚 4枚

・主幹事以外だと、SMBC日興証券SBI証券から当選のチャンス。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンライン証券の取り扱いが発表されるかもしれません。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
瀬口 力(社長) 60.25%
瀬口悦子 30.65%
瀬口瑞恵 4.23%
エスケーホーム従業員持株会 1.59%
JAIC-みやざき太陽1号投資事業有限責任組合 1.48%
日本アジア投資(株) 1.27%
山崎和範 0.53%

・社長の瀬口力、悦子氏に対し、180日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。

企業業績のデータ(5年分)


  2010年
6月
2011年
6月
2012年
6月
2013年
6月
2014年
6月
売上高(百万円)? 2,125 2,433 2,752 2,766 3,086
経常利益(百万円)? 177 160 170 168 132
当期純利益(百万円)? 89 34 84 94 73
純資産額 (百万円)? 399 433 517 612 685
1株あたりの純資産額(円)? 443,420 481,665 575,264 680.05 762.17
1株あたりの純利益(円)? 99,044 38,244 93,599 104.79 82.12
自己資本比率(%)? 51.4 42.3 45.0 39.5 41.6
自己資本利益率(%)? 25.1 8.3 17.7 16.7 11.4

※2012年6月期まで単独決算。2013年6月期から連結決算。
※2013年6月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
・利益が完全に頭打ちしています。2015年6月期に関しても、第3四半期時点で売上2,328百万円、経常利益56百万円となっており、尻すぼみな感じになっています。IPOで得た資金は、土地、建物建築などの費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 エスケーホーム(1431)、今さら地方の戸建て住宅会社が上場しても成長は期待できないでしょう。というよりも、今期がすでに減益濃厚となっており、勢いをまったく感じません。規模が圧倒的に小さいので、誰かが仕掛ければスグに高騰しますが、さすがに福岡Qボードでは、その後保有株をさばききれないのではないでしょうか。個人的には、公募割れの可能性もある案件に思えます。

(7月20日追記) IPO市場が予想を超える活況を迎えており、もうなんでもかんでも上がる雰囲気となっています。それを踏まえて、総合評価を「D」から「C」へ引き上げました。

 ネット証券では、SMBC日興証券SBI証券から申し込むことが可能となっています。

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