ネットマーケティング(6175)

※新規上場の承認が取り消されました。

 ネットマーケティングの事業内容は、「広告主企業に対し、アフィリエイト広告を用いたマーケティング活動の戦略立案・運用支援を行う広告事業、恋愛マッチングアプリ『Omiai』他の運営を行うメディア事業」で、マザーズ上場の中型案件となっています。2015年4月のリンクバル(6046)に続き、出会い系のIPOです。今回はネットビジネスということで、注目度はより高いでしょう。

ネットマーケティング(6175)のホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価
◎ b


基本情報

会社名 ネットマーケティング(6175)【東証マザーズ】
会社URL http://www.net-marketing.co.jp/
狙い目証券会社 SBI証券主幹事)、SMBC日興証券副幹事)、マネックス証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,380円
仮条件? 未発表
公募価格? 未発表
初値予想(独自) 2,100円 ~ 2,300円(8月14日時点)
初値? -

・想定価格1,380円に対するPERは35.6倍
(上場時発行済株式数6,982,000株、2015年月6期の純利益270百万円、1株当たり利益38.8円で計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 8月31日(月)~9月4日(金)
当選発表日? 9月7日(月)
購入申込期間? 9月9日(水)~9月14日(月)
上場日? 9月16日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 490,000株
売出株数(OA含む)? 1,315,500株
当選株数合計 1,805,500株

・当選株数は計1,805,500株。売買単位が100株なので、当たりは計18,055枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 SBI証券 -% -株 -枚 -枚
幹事 SMBC日興証券 -% -株 -枚 -枚
東洋証券 -% -株 -枚 -枚
藍澤証券 -% -株 -枚 -枚
岩井コスモ証券 -% -株 -枚 -枚
エース証券 -% -株 -枚 -枚
SMBC
フレンド証券
-% -株 -枚 -枚
極東証券 -% -株 -枚 -枚
東海東京証券 -% -株 -枚 -枚
マネックス証券 -% -株 -枚 -枚
水戸証券 -% -株 -枚 -枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、仮条件決定時付近に発表。
・主幹事のSBI証券、副幹事のSMBC日興証券マネックス証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
宮本 邦久(社長) 31.85%
長野 貴浩 19.96%
RIP2号R&D投資組合 9.26%
MICアジアテクノロジー投資事業有限責任組合 5.98%
松嶋 さえ子 3.63%
投資事業組合オリックス10号 3.33%
株式会社アドウェイズ 2.75%
株式会社アイレップ 2.48%
ネットマーケティング従業員持株会 2.06%
MICイノベーション3号投資事業有限責任組合 1.84%

・RIP2号R&D投資組合、MICアジアテクノロジー投資事業有限責任組合、投資事業組合オリックス10号、株式会社アドウェイズ、株式会社アイレップ、MICイノベーション3号投資事業有限責任組合、松島氏に対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。
・社長の宮本、長野氏に対し、90日間のロックアップ。

企業業績のデータ


  2011年
6月
2012年
6月
2013年
6月
2014年
6月
2015年
6月
売上高(百万円)? 1,854 2,696 4,689 6,618 8,524
経常利益(百万円)? 25 △1 44 268 419
当期純利益(百万円)? 16 △4 49 158 270
純資産額 (百万円)? 191 187 240 401 689
1株あたりの純資産額(円)? 14,739 14,419 37.12 61.82 106.24
1株あたりの純利益(円)? 1,298 △320.25 7.69 24.34 41.72
自己資本比率(%)? 31.3 23.3 14.8 19.4 23.6
自己資本利益率(%)? 9.2 - 23.3 49.2 49.7

※2012年6月期まで単独決算。2013年6月期から連結決算。
※2013年6月期以降、株式1株につき500株の分割を反映。
・2012年2月から運営をはじめた『Omiai』が好調に推移し、売上・利益ともに右肩上がりで拡大中。IPOで得た資金は、ソフトウェアなどへの設備投資、会員獲得のためのプロモーション、オフィス移転費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ネットマーケティング(6175)、やや規模的に重たいものの、事業の成長性や流行のSNS関連ビジネスという点を踏まえれば、初値高騰が堅い案件と言えるでしょう。とりあえず、ロックアップが解除される公募価格比+50%がひとつの目安になりそうです。

 ネット証券では、主幹事のSBI証券と、1人1票制を採用している副幹事のSMBC日興証券が狙い目です。その他、マネックス証券からも申し込みが可能となっていますので、資金に余裕があれば、これらからも申し込んでおきたいところです。

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