シーアールイー(3458)

 シーアールイーの事業内容は「物流施設を中心とした事業用不動産の総合サービス(不動産賃貸、管理、仲介、開発、有効活用、建設、アセットマネジメント)」で、東証2部上場の大型案件となっています。物流という地味目な業種で人気化しにくい2部上場、加えて、これだけの規模となると、初値の大幅な上昇は期待しづらいです。

シーアールイーのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
○ c


基本情報

会社名 シーアールイー(3458) 【東証2部】
会社URL http://www.cre-jpn.com/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券マネックス証券カブドットコム証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 3,620円
仮条件? 3,450円 ~ 3,620円
公募価格? 3,620円
初値予想(独自) 3,600円 ~ 4,000円(4月19日時点)
初値? 3,335円(公募価格比-7.3%)

・想定価格3,620円に対するPER15.5倍
(上場時発行済株式数5,677,300株、2014年7月期の純利益1,323百万円、1株当たり利益233円で計算)。
・初値予想を「4,000円 ~ 4,400円(3月19日時点)」から「3,600円 ~ 4,000円(4月19日時点)」変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 4月6日(月)~4月10日(金)
当選発表日? 4月13日(月)
購入申込期間? 4月14日(火)~4月17日(金)
上場日? 4月21日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 1,457,900株
売出株数(OA含む)? 218,600株
当選株数合計 1,676,500株

・当選株数は計1,676,500株。売買単位が100株なので、当たりは計16,765枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 SMBC日興証券 70.03% 1,021,000株 10,210枚 1,021枚
幹事 野村證券 19.99% 291,500株 2,915枚 291枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
2.50% 36,400株 364枚 36枚
みずほ証券 2.50% 36,400株 364枚 36枚
極東証券 1.50% 21,800株 218枚 21枚
SMBC
フレンド証券
1.50% 21,800株 218枚 21枚
SBI証券 1.50% 21,800株 218枚 98枚
マネックス証券 0.49% 7,200株 72枚 72枚

・主幹事のSMBC日興証券SBI証券マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、カブドットコム証券から申し込みが可能となりました(3月23日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
京橋興産(株) 73.39%
(株)シーアールイー 11.27%
公共建物(株) 2.60%
山下 修平(社長) 1.40%
近藤 正昭 1.02%
亀山 忠秀 1.02%
永浜 英利 1.02%
伊藤 毅 1.02%
後藤 信秀 0.65%
小泉 武宏 0.65%

・主要大株主に対して180日間のロックアップ。

企業業績のデータ(5年分)


  2011年
7月
2012年
7月
2013年
7月
2014年
7月
2015年7月
(第2四半期)
売上高(百万円)? 6,290 16,058 15,946 22,089 (12,213)
経常利益(百万円)? 291 643 641 2,353 (1,496)
当期純利益(百万円)? 399 768 383 1,323 (1,080)
純資産額 (百万円)? 374 1,142 1,006 2,451 (3,749)
1株あたりの純資産額(円)? 3,878 11,834 245.62 580.99 -
1株あたりの純利益(円)? 4,903 7,962 79.56 322.80 (256.20)
自己資本比率(%)? 3.3 8.8 6.4 14.0 (20.9)
自己資本利益率(%)? 194.4 101.3 35.7 76.6 -

※2013年7月期以降、株式1株につき50株の分割を反映。
・売上利益ともに右肩上がりで推移しており、今後の成長性も十分に感じられます。2014年7月期から物流事業で利益が出るようになったので、どこまで伸ばしていけるか。IPOで得た資金は、全額を物流投資事業において開発する、物流施設への建設費用などに充てる予定です。

管理人からのコメント

 シーアールイー(3458)、案件的に大幅な上昇は期待しづらいですが、着実に業績を伸ばしており、割高感もそれほどありません。そのため、公募割れするような可能性は低く、ほどほどの上昇は期待できそうです。今のところ、同日に他の企業が上場する予定はありませんので、狙って損はないでしょう。ネット証券では、主幹事を務めるSMBC日興証券が最大の狙い目で、SBI証券マネックス証券カブドットコム証券からも申し込みが可能となっています。

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