アークン(3927)

 アークンの事業内容は「情報セキュリティ製品の開発・販売事業」で、マザーズ上場の小型案件です。規模感も手頃ですし、情報セキュリティは人気セクターなので初値高騰が期待されます。上場日の12月18日周辺は複数のIPOがありますが、問題なくこなしてくれるでしょう。

成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
◎ a


基本情報

会社名 アークン(3927) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.ahkun.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、むさし証券
岡三オンライン証券(?)

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,230円
仮条件? 1,230円 ~ 1,360円
公募価格? 1,360円
初値予想(独自) 3,000円 ~ 3,300円(12月10日時点)
初値? 4,925円(公募価格比+262.1%)

・想定価格1,230円に対するPERは24.3倍
(上場時発行済株式数2,146,000株、2015年3月期の純利益108百万円、1株当たり利益50.7円で計算)。
・初値予想を「2,400円 ~ 2,600円(11月16日時点)」から「3,000円 ~ 3,300円(12月10日時点)」変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 12月3日(木)~12月9日(水)
当選発表日? 12月10日(木)
購入申込期間? 12月11日(金)~12月16日(水)
上場日? 12月18日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 300,000株
売出株数(OA含む)? 275,000株
当選株数合計 575,000株

・当選株数は計575,000株。売買単位が100株なので、当たりは計5,750枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 SMBC日興証券 87.00% 435,000株 4,350枚 435枚
幹事 SBI証券 7.00% 35,000株 350枚 157枚
岡三証券 1.00% 5,000株 50枚 5枚
丸三証券 1.00% 5,000株 50枚 5枚
いちよし証券 1.00% 5,000株 50枚 7枚
SMBC
フレンド証券
1.00% 5,000株 50枚 5枚
エース証券 1.00% 5,000株 50枚 5枚
岩井コスモ証券 0.50% 2,500株 25枚 2枚
むさし証券 0.50% 2,500株 25枚 5枚

・主幹事のSMBC日興証券、副幹事のSBI証券むさし証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
蛭間 久季(社長) 18.32% 180日間
伊藤 翼 10.08% 180日間
伊藤 未可子 9.85% 180日間
(株)アークン 8.27%
永野 祐司 4.92% 180日間
榊原 義定 4.92% 180日間
金山 弘來 4.47% 180日間
金山 英來 4.46% 180日間
金山 昌來 4.46% 180日間
(株)オーク電子 3.94%

 

企業業績のデータ(5年分)


  2011年
3月
2012年
3月
2013年
3月
2014年
3月
2015年
3月
売上高(百万円)? 243 355 386 782 991
経常利益(百万円)? 17 35 30 166 170
当期純利益(百万円)? 16 17 15 91 108
純資産額 (百万円)? 81 98 95 175 284
1株あたりの純資産額(円)? △9,111 △7,530 △408.39 44.87 110.01
1株あたりの純利益(円)? 1,469 1,581 1,537 52.21 64.83
自己資本比率(%)? 45.1 42.2 34.1 28.9 33.1
自己資本利益率(%)? 23.0 20.0 15.8 67.5 47.3

※1株当たりの純資産の算定につきましては、優先株主に対する残余財産の分配額を控除しています。
・2016年3月期は、第2四半期時点で売上560百万円、経常利益110百万円となっており、順調に業績を拡大しています。IPOで得た資金は、人材の採用活動、設備投資にかかる費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 アークン(3927)、人気化しやすい情報セキュリティ事業の小型案件に加えて、大株主に期間ロックアップがしっかりかかっているので需給的にもかなり優れており、初値高騰はかたそうです。上場日周辺に複数のIPOが重なっていますが、これくらいの小型案件なら問題ないでしょう。ネット証券では、主幹事のSMBC日興証券がねらい目で、その他SBI証券むさし証券から申し込むことができますので、積極的に当選を狙っていきましょう!

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