ダブル・スコープ(6619)
ダブル・スコープの事業内容は「リチウムイオン二次電池用セパレータの製造・販売」で、マザーズ上場の大型案件となっています。事業の成長性はかなり評価できますが、それを加味しても想定価格が高いという印象。総合評価は「C」としました。
基本情報
| 会社名 | ダブル・スコープ(6619) 【東証マザーズ】 |
|---|---|
| 会社URL | http://w-scope.co.jp/ |
| 狙い目証券会社 | SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券、マネックス証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
| 想定価格 |
2,900円 |
|---|---|
| 仮条件 |
2,500円 ~ 2,800円 |
| 公募価格 |
2,500円 |
| 初値予想(独自) | - |
| 初値 |
2,300円(公募価格比 -8.0%) |
・想定価格2,900円に対するPERは161倍(2010年12月期の純利益255百万円をベースに計算)。
IPOスケジュール
| 抽選申込期間 |
12月1日(木)~12月7日(水) |
|---|---|
| 当選発表日 |
12月8日(木) |
| 購入申込期間 |
12月9日(金)~12月13日(火) |
| 上場日 |
12月16日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
| 公募株数 |
1,503,100株 |
|---|---|
| 売出株数(OA含む) |
1,309,900株 |
| 当選株数合計 | 2,813,000株 |
・当選株数は計2,813,000株。売買単位が100株なので、当たりは計28,130枚。
・当選本数は多い方で、やや当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
| 証券会社名 | 割当率 |
割当株数 |
当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
| 主幹事 | SMBC日興証券 | 85.01% | 2,079,400株 | 20,794枚 | 2,079枚 |
| 幹事 | みずほ証券 | 10.00% | 244,600株 | 2,446枚 | 244枚 |
| 岡三証券 | 2.00% | 48,900株 | 489枚 | 48枚 | |
| SBI証券 | 1.00% | 24,400株 | 244枚 | 109枚 | |
| マネックス証券 | 1.00% | 24,400株 | 244枚 | 244枚 | |
| エイチエス証券 | 1.00% | 24,400株 | 244枚 | 122枚 |
・主幹事のSMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券から当選のチャンス。
株主構成、ロックアップなど
| 株主名 | 比率 |
|---|---|
| 崔 元根(Choi WonKun)(社長) | 18.86% |
| TNPオンザロード1号 | 14.97% |
| TNP SC ASIA 第1号 | 5.32% |
| 金 廷龍(Kim JungYong) | 4.48% |
| 伊藤忠商事 | 4.47% |
| The Fourth Partner’s Investment Fund | 3.44% |
| 朴 宗燦(Park JongChan) | 2.94% |
| SVIC No. 15 NEW TECHNOLOGY BUSINESS INVESTMENT | 2.75% |
| ニッセイ・キャピタル4号 | 2.16% |
| ジャフコ・スーパーV3共有 | 2.11% |
・大株主に対し、180日間のロックアップ。
企業業績のデータ(5年分)
※2008年12月期まで単独決算。2009年12月期から連結決算。
・売上の拡大ペースが凄まじく、利益も2009年に黒字転換し、その後順調に拡大しています。IPOで得た資金は、連結子会社への投融資に充てる予定です。
管理人からのコメント
ダブル・スコープ(6619)、事業の将来性はかなり評価できますが、いかんせん想定価格が高いです。相場が活況であれば、それでも将来の期待から買いが入るのですが、今はそういう買いがなかなか期待しづらいこともあり、初値の大幅上昇はきびしいと予想。当選を狙うなら、1人1票制で主幹事のSMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券から申し込みが可能となっています。
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