アイディホーム(3274)

 アイディホームの事業内容は「戸建分譲、マンション分譲、請負工事及びその他付随業務」で、ジャスダック上場の中型案件となっています。リーマンショックの影響で、不動産セクターに対する評価が低迷していますので、初値の上昇は期待しづらいでしょう。総合評価は「D」としました。

アイディホームのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
△ d


基本情報

会社名 アイディホーム(3274) 【JASDAQスタンダード】
会社URL http://idhome.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券SBI証券カブドットコム証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,850円
仮条件? 2,700円 ~ 2,850円
公募価格? 2,850円
初値予想(独自) -
初値? 1,800円(公募価格比 -36.8%)

・想定価格2,850円に対するPERは10.5倍(2011年12月期の純利益1,238百万円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月25日(金)~3月3日(木)
当選発表日? 3月4日(金)
購入申込期間? 3月7日(月)~3月10日(木)
上場日? 3月15日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 465,000株
売出株数(OA含む)? 475,000株
当選株数合計 940,000株

・当選株数は計940,000株。売買単位が100株なので、当たりは計9,400枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
カブドットコム
証券
を含む)
83.50% 668,000株 6,680枚 668枚
幹事 野村證券 10.00% 80,000株 800枚 80枚
SMBC日興証券 2.00% 16,000株 160枚 16枚
SMBC
フレンド証券
2.00% 16,000株 160枚 16枚
みずほ証券 1.00% 8,000株 80枚 8枚
岡三証券 1.00% 8,000株 80枚 8枚
SBI証券 0.50% 4,000株 40枚 18枚

・主幹事以外だと、SMBC日興証券SBI証券カブドットコム証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
久林 欣也(社長) 39.03%
釜田 卓 14.38%
飯田 一男 12.44%
従業員持ち株会 9.82%
(有)一商事 6.91%
三井住友銀行 3.46%
MW1号 2.70%
五十嵐 幸造 2.07%
五十嵐 理恵 2.07%
冨田 博文 1.67%

 

企業業績のデータ(5年分)


  2008年
12月
2008年
12月
2007年
12月
2008年
12月
2009年
12月
売上高(百万円)? - - - 31,281 33,463
経常利益(百万円)? - - - 711 2,092
当期純利益(百万円)? - - - 420 1,238
純資産額 (百万円)? - - - - -
1株あたりの純資産額(円)? - - - - -
1株あたりの純利益(円)? - - - - -
自己資本比率(%)? - - - - -
自己資本利益率(%)? - - - - -

・リーマンショックで一時的に業績が落ち込みましたが、持ち直してきています。IPOで得た資金は、戸建て分譲事業用の土地の仕入れに充てる予定です。

管理人からのコメント

 アイディホーム(3274)、昔ながらの戸建分譲というビジネスモデルには新規性が感じられず、人気化は期待しづらいです。加えて、リーマンショックで投資家が不動産株で痛い目にあったことから、不動産株には買いが入りづらくなっており、なかなか厳しい状況です。当選を狙うなら、SMBC日興証券SBI証券カブドットコム証券から申し込みが可能となっていますが、無理に当選を狙うこともないでしょう。


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