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IPO株の抽選を受ける
IPO株の情報を手に入れたら、次はいよいよ「IPO株の抽選」を受けましょう!
手順はかんたんです。基本的には、【1】申し込み期間(通称:ブックビルディング期間)に、IPO割り当てのある証券会社からIPOの申し込みをして抽選を待ち、当選したら【2】購入期間に意思表示をして、【3】上場日に初値で売る(売らなくてもよいですが…)。はい、これだけです。
3.IPO株の抽選を受ける
IPO株の抽選を受ける手順をもう少し詳しく見ていきましょう。
IPOの【1】申し込み期間にやることは、証券会社にログインをして、新規公開株(IPO)のページから、目論見書(もくろみしょ)をチェックして、申込ボタンをクリックするだけです。あとは証券会社のホームページに書いてある通りに進めてください。
「IPO株初心者ガイド」の下記画像の赤枠でかこっている「IPO申込み」をタップすると、実際にその証券会社でIPOに申し込んだ様子を画像付きでご確認いただけます。
ただ、当たったときに必要なお金(前受金〔まえうけきん〕:申込株数×申込価格)をあらかじめ入金しておかないと抽選を受けられないところが多いので、事前に入金を済ませてください。10万円あれば、4社に1社ほどIPOに申し込めます。20万円あれば、ほとんどのIPOに申し込めます。
申し込み期間が終わると、わくわくドキドキの「IPO抽選日」がやってきます! この日が一番楽しみです!! 抽選の結果はメールで当選のお知らせが来るところと、自分でログインして当選の確認しないとわからないところがあるので、自分で確認するクセをつけてください。
当選した場合は必ず、【2】購入期間のうちに、購入の意思表示をしてください。ネット証券の場合は、ログイン後に購入意思表示をクリックして、取引パスワードを入力すればOKです! (もし、これを忘れてしまうと当選が無効になります…)
■リプロセル当選画像 (公募価格3,200円 初値17,800円 SBI証券の「IPOチャレンジポイント」使用)
↑事前からかなり評判がよかったので、この当選画面を見たときはさすがに震えました…。
初値で売ったので、146万円の利益となりました。1つのIPO株でここまで利益が出るのは驚きです。
最後に、【3】上場日に売却をして利益を確定させましょう。
上場日の当日にならないと、売り注文が出せないところが多いので、当日の朝に売り注文を出します。ほとんどのIPO株は初値が公募価格を上回る※ので、ここでいくら儲かったかが初めてわかります。(極端に人気のないIPO株は損することもあります。念のため。)
もちろん上場日に必ず売らなければならないというルールはありません。上場日以降も株価が上がるチャンスはありますので、銘柄選びの目に自信がある方は、長く保有し続けるというのも1つの手です。
◎初値が公募価格を上回る理由
・そもそも公募価格が企業の価値よりも割安に設定されている、売りたい人より買いたい人の方が多い、みんなが上がると思うから買い注文が入りさらに上がる(バブル現象)など。
IPO株はほとんど値上がりするので、投資家の間で大変な人気になっています。「人気のあるIPO株はなかなか当選しない」という声も聞かれますが、それでは、IPO株に当選するための攻略法や裏ワザみたいなものはあるのでしょうか?引き続き「IPO株の攻略・裏ワザ」をご覧ください。
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