クラサスケミカル

公開日:
2026年9月9日

 2026年9月7日にクラサスケミカルの東証スタンダード市場への上場が承認されました。公募・売出が無いダイレクトリスティング(直接上場)なのでIPO抽選はありません

 1939年設立の昭和電工をルーツに持つレゾナック・ホールディングスの完全子会社で、大分石油化学コンビナートを拠点に、エチレンなどの基礎石油化学製品や合成樹脂などを手掛けています。今回の上場は親会社のレゾナックHDの石油化学事業を切り離して独立する、パーシャルスピンオフです。

クラサスケミカル
成長性 割安性
○ -
話題性 管理人期待度
○ -

基本情報

会社名 クラサスケミカル
会社URL https://www.crasus.co.jp/
会社設立 2024年(3年目)
狙い目証券会社 -

企業業績のデータ(5年分)

  2021年
12月
2022年
12月
2023年
12月
2024年
12月
2025年
12月
売上高(百万円)? - - - - 303,926
経常利益(百万円)? - - - - 5,589
当期純利益(百万円)? - - - - 3,096
純資産額(百万円)? - - - - 74,649
1株あたりの純資産額(円)? - - - - 284.12
1株あたりの純利益(円)? - - - - 13.21
自己資本比率(%)? - - - - 34.8
自己資本利益率(%)? - - - - 9.3

※連結決算

管理人からのコメント

 クラサスケミカルは、大分石油化学コンビナートを拠点に基礎石油化学製品などの製造・販売を行っています。主な事業は、エチレンやプロピレンなどの基礎石油化学製品をつくるオレフィン事業、酢酸を主原料とした有機化学品事業、自動車部品等に使われるポリプロピレンなどの合成樹脂事業の3つです。

 前身は1939年設立の昭和電工で、2023年1月に日立化成と経営統合し、新体制のレゾナック・ホールディングスとして新たなスタートを切りました。これをきっかけにレゾナックHDは半導体・電子材料事業に集中する方針となり、石油化学事業を切り離し、独立した会社として持続的な運営を目指す目的でクラサスケミカルが設立されました。

 今回は、親会社のレゾナックHDから事業の一部を継承させて独立する、パーシャルスピンオフという方法で東証スタンダード市場に上場します。新規発行や売り出しをおこなわないダイレクトリスティングなので、IPO抽選は実施されません。なお、上場後もレゾナックHDが株式の20%未満を保有し続けるため、協力関係は維持されます。

 会社発表の業績予想によると、2026年12月期は売上高が前年比+6.4%の3,234億円、経常利益が前年比-24.9%の42億円、1株当たりの配当金は12円となっています。配当については今後も安定的に実施する方針ということです。

 上場日は9月29日(火)の予定です。IPO抽選はありませんが、上場前にレゾナック・ホールディングスの株式を保有していれば、スピンオフによりクラサスケミカルの株式が現物配当されます。

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