スマートバリュー(9417)
スマートバリューの事業内容は「自治体向けクラウドサービス等の提供及び移動体情報通信機器の販売」で、ジャスダック上場の小型案件となっています。自治体向けではありますが、人気化しやすいクラウドサービス関連事業を展開しており、公開株数も4,000株と少ないことから、初値が上昇しやすい環境が整っています。
基本情報
| 会社名 | スマートバリュー(9417) 【JASDAQスタンダード】 |
|---|---|
| 会社URL | http://www.smartvalue.ad.jp/ |
| 狙い目証券会社 | 大和証券(主幹事)、マネックス証券、岩井コスモ証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
| 想定価格 |
1,550円 |
|---|---|
| 仮条件 |
1,500円 ~ 1,580円 |
| 公募価格 |
1,580円 |
| 初値予想(独自) | 2,800円 ~ 3,100円(6月14日時点) |
| 初値 |
7,030円(公募価格比+344.9%) |
・想定価格1,550円に対するPERは19.4倍
(上場時発行済株式数1,080,000株、2014年6月期の純利益86百万円、1株当たり利益80円で計算)。
・初値予想を「2,200円 ~ 2,400円(5月13日時点)」から「2,800円 ~ 3,100円(6月14日時点)」変更しました。
IPOスケジュール
| 抽選申込期間 |
6月1日(月)~6月5日(金) |
|---|---|
| 当選発表日 |
6月8日(月) |
| 購入申込期間 |
6月9日(火)~6月12日(金) |
| 上場日 |
6月16日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
| 公募株数 |
280,000株 |
|---|---|
| 売出株数(OA含む) |
111,000株 |
| 当選株数合計 | 391,000株 |
・当選株数は計391,000株。売買単位が100株なので、当たりは計3,910枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
| 証券会社名 | 割当率 |
割当株数 |
当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
| 主幹事 | 大和証券 | 90.00% | 306,000株 | 3,060枚 | 459枚 |
| 幹事 | みずほ証券 | 7.00% | 23,800株 | 238枚 | 23枚 |
| 岩井コスモ証券 | 1.00% | 3,400株 | 34枚 | 3枚 | |
| エース証券 | 1.00% | 3,400株 | 34枚 | 3枚 | |
| マネックス証券 | 1.00% | 3,400株 | 34枚 | 34枚 |
・主幹事の大和証券、マネックス証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
株主構成、ロックアップなど
| 株主名 | 比率 |
|---|---|
| 渋谷 一正 | 43.53% |
| 渋谷 順(社長) | 38.48% |
| (株)SDV | 18.00% |
・大株主に対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。
企業業績のデータ(5年分)
※2013年6月期以降、株式1株につき4株の分割を反映。
・複数の子会社を吸収合併したことにより、2013年6月期から売上規模が大きくなっています。2015年6月期は、第3四半期時点で売上4,889百万円、経常利益240百万円となっており、順調に利益を伸ばしています。IPOで得た資金は、データセンター設備の拡大、サービスレベル向上、収益拡大、業務効率化を目的とした設備投資、研究開発費に充てる予定です。
管理人からのコメント
スマートバリュー(9417)、名前の雰囲気的にも人気化しやすそうな案件ですが、売上の70%ほどがドコモショップの運営などで占められており、「携帯販売会社」と考えられると、少し苦しくなりそうです。また、同日に大型のIPOヘリオス(4593)が重なっているため、こちらが人気化するような展開になると、少々盛り上がりに欠けることも考えられます。ネット証券では、主幹事の大和証券、1人1票制のマネックス証券、岩井コスモ証券から申し込むことができますので、積極的に当選を狙っていきましょう。
IPO企業情報の一覧表へ戻る
IPO向けネット証券比較へ進む



