アクアライン(6173)

 アクアラインの事業内容は「『水道屋本舗』の屋号による水まわり緊急修理サービスの提供等」で、マザーズ上場の小型案件となっています。地味系な案件ですが、規模感や成長性などから、それなりに買いが入りそうです。

アクララインのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
○ b


基本情報

会社名 アクアライン(6173) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.aqualine.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券マネックス証券、安藤証券、岩井コスモ証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,200円
仮条件? 1,150円 ~ 1,250円
公募価格? 1,250円
初値予想(独自) 1,500円 ~ 1,650円(7月28日時点)
初値? 1,521円(公募価格比+21.7%)

・想定価格1,200円に対するPERは25.0倍
(上場時発行済株式数1,924,000株、2015年2月期の純利益92百万円、1株当たり利益48.0円で計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 8月14日(金)~8月20日(木)
当選発表日? 8月21日(金)
購入申込期間? 8月24日(月)~8月27日(木)
上場日? 8月31日(月)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 300,000株
売出株数(OA含む)? 40,000株
当選株数合計 340,000株

・当選株数は計340,000株。売買単位が100株なので、当たりは計3,400枚
・当選本数は少なく、当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 いちよし証券 75.00% 225,000株 2,250枚 337枚
幹事 SMBC
フレンド証券
8.00% 24,000株 240枚 24枚
SMBC日興証券 5.00% 15,000株 150枚 15枚
東洋証券 4.00% 12,000株 120枚 12枚
みずほ証券 3.00% 9,000株 90枚 9枚
マネックス証券 1.00% 3,000株 30枚 30枚
岩井コスモ証券 1.00% 3,000株 30枚 3枚
極東証券 1.00% 3,000株 30枚 3枚
エース証券 1.00% 3,000株 30枚 3枚
岡三証券 1.00% 3,000株 30枚 3枚

・主幹事以外だと、SMBC日興証券マネックス証券岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンライン証券の取り扱いも発表される可能性があります。
・その他、安藤証券から申し込みが可能となりました(8月18日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
大垣 内剛(社長) 65.26%
大垣内 好江 7.34%
ジャフコ・スーパーV3共有投資事業責任組合 5.87%
ジャパンベストレスキューシステム(株) 5.28%
アクアライン従業員持株会 3.12%
(有)ヒロ・コーポレーション 1.95%
(株)ポイントラグ 1.95%
(株)スマートソーシング・ジャパン 1.41%
船橋 憲敏 1.17%
(株)エイテック 0.88%

・社長の大垣内剛、大垣内好江、船橋氏、ジャパンベストレスキューシステム(株)、(有)ヒロ・コーポレーション、(株)ポイントラグ、(株)エイテックに対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。

企業業績のデータ(5年分)


  2011年
2月
2012年
2月
2013年
2月
2014年
2月
2015年
2月
売上高(百万円)? 2,528 2,439 2,535 2,996 3,302
経常利益(百万円)? △37 25 58 125 178
当期純利益(百万円)? △64 13 33 43 92
純資産額 (百万円)? 37 50 84 124 -
1株あたりの純資産額(円)? 2,316 3,182 5,264 77.52 -
1株あたりの純利益(円)? △4,047 866 2,081 26.98 57.75
自己資本比率(%)? 4.83 8.54 11.58 13.87 -
自己資本利益率(%)? - 31.49 49.29 41.45 -

※2013年2月期まで単独決算。2014年2月期から連結決算。
  2015年2月期は、子会社売却のため、一部決算項目が未記載となっています。
※2014年2月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・売上、利益ともに右肩上がりで推移しており、今後の成長にも期待が持てます。自己資本比率が低いですが、今回の資金調達で、借入金が返済され、資本も増強されますので、とうめんは問題なさそうです。IPOで得た資金は、設備投資、運転資金、長期借入金の返済に充てる予定です。

管理人からのコメント

 アクアライン(6173)、水回り関連のサービス会社と言えば、すでにジャパンベストレスキューシステム(2453)が上場しています。ちなみに、2015年7月28日時点の予想PERは42倍となっており、アクアラインの想定価格(PER25.0倍)は決して高くはないでしょう。とりあえず、公募割れするような案件ではないと思いますので、積極的に当選を狙っていきましょう。

 ネット証券では、1人1票制を採用しているSMBC日興証券マネックス証券、安藤証券、岩井コスモ証券から申し込みが可能となっています。

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