トップページ > コラム > OpenAIが組織再編でIPOの可能性大!?米国IPOの仕組みや買い方も解説します!
(2026年4月23日追記)
2026年4月6日、OpenAIのサラ・フライヤー最高財務責任者(CFO)は、米国CNBCテレビのインタビューで「上場時には個人投資家向けに一定割合の株式を割り当てる」と発言しました。また、報道によると、早ければ2026年下半期の上場を視野に金融機関と協議を進めているようです。
2025年10月28日、生成AI『ChatGPT』のOpenAI(オープンエーアイ)が組織再編を完了したと発表しました。「開発資金を集めやすい営利企業を中核にし、新規株式公開(IPO)を視野に入れる」とのことです。
もともとは非営利団体(NPO)としてスタートしたOpenAIですが、今回の再編により株式の発行ができるようになり、将来的にIPOも可能になりました。「ChatGPTのOpenAIが上場か?」と、国内外で大きな注目を集めています。
ここで「OpenAIのIPO株は買えるのか?」という疑問が出てくるかもしれません。答えは「買えるけど日本のIPOとはちょっと違う」です。米国のIPOは日本のIPOと比べるといくつか違いがあります。例えば、承認から上場までの期間が短く、上場前の割当などもありません。
このコラムでは、OpenAIの仕組みや米国IPOの特徴、さらに米国IPO株投資に最速で挑戦する方法まで紹介していきます。ぜひ最後まで読んでみてください!
OpenAIは、AI(人工知能)の研究開発を行う米国の企業で、2015年にイーロン・マスクやサム・アルトマンらによって非営利団体(NPO)として設立されました。
2022年に公開された『ChatGPT』は対話型の生成AIサービスで、従来のチャットボットとは異なり、自然な文章で質問に答えたり文章を要約・作成したりする点が衝撃的でした。公開からわずか5日間で100万ユーザーを突破し、その後も爆発的にユーザーを増やしています。今ではGoogleの『Gemini』をはじめ、様々な後発モデルが登場していますが、ChatGPTはその先駆け的存在です。
さらにOpenAIではChatGPT以外にも画像生成の『DALL‑E』、音声認識の『Whisper』など、多岐にわたるサービスを提供しています。2025年10月時点でのユーザー数は全世界8億人超と、とんでもない数値になっています。
生成AIの研究開発には膨大な費用がかかります。そのため、OpenAIは2019年に営利組織「OpenAI LP」を設立しました。非営利団体を母体にしながらも、外部から出資を受けられる体制を整えるためです。同じ年、マイクロソフトとパートナーシップを結び、10億ドル(約1480億円)の出資を受けています。
そして今回、2025年の組織再編で、OpenAI LPを公益目的法人(PBC)に転換しています。この再編により株式を発行して資金を集められるようになりました。再編後の株主構成は、マイクロソフトが27%でもっとも多く、非営利の「オープンAI財団」が26%、残りの47%はその他の投資家や従業員が占めています。非営利団体としての影響力も残っているため、企業理念である「すべての人のために価値を構築する」を守りつつ、事業をさらに拡大できる体制になっています。
(2026年4月23日追記)
2026年4月6日、OpenAIのサラ・フライヤー最高財務責任者(CFO)は、米国CNBCテレビのインタビューで「上場時には個人投資家向けに一定割合の株式を割り当てる」と発言しました。インタビューでは、直近で試験的に実施した個人投資家向けの資金調達について触れ、想定の3倍を超える強い需要があったとしています。上場時期について具体的な発言はありませんでしたが、報道によると早ければ2026年下半期の上場を視野に、金融機関と協議しているようです。
再編前の営利組織では株式の発行ができないため、IPOは現実的に難しい状況でした。しかし今回の組織再編で株式の発行が可能となり、IPOの可能性が高まったことは事実です。アルトマンCEOはIPOについて「最優先事項ではない」としつつも、「将来的に最も可能性が高い選択肢」と述べています。もしIPOが実現すれば、歴史的大型上場となる可能性があり、今後の動向が注目されています。とはいえ、どれほどの規模感なのか、イメージしづらいですよね。参考までに、歴代大型IPO世界トップ5をまとめました!

| 企業名 | 年 | 証券取引所 | 業種 | 資金調達額 |
|---|---|---|---|---|
![]() Saudi Aramco |
2019年 | サウジ証券取引所 (サウジアラビア) |
エネルギー | 約256億ドル |
![]() Alibaba |
2014年 | ニューヨーク証券取引所 (米国) |
Eコマース | 約218億ドル |
![]() ソフトバンク |
2018年 | 東京証券取引所 (日本) |
通信 | 約213億ドル |
| NTTドコモ | 1998年 | 東京証券取引所 (日本) |
通信 | 約181億ドル |
| Visa | 2008年 | ニューヨーク証券取引所 (米国) |
金融 | 約179億ドル |
どれも桁違いのIPOですが、報道によると、OpenAIが上場した場合の調達額は1兆ドルになる可能性があるそうです。これまでの記録を軽く超えてしまうと考えると、その大きさがわかりますね。
実は日本企業のソフトバンクグループも2019年からOpenAIに出資しています。2025年4月には400億ドル(約6兆円)の追加出資を発表しており、順調に進めば年内に出資が完了するとのことです。OpenAIのIPOが実現すればソフトバンクグループの株価にも影響が出る可能性があるため、投資家としては注目しておきたいポイントです。
ここまで読んで、米国のIPOに興味が出てきた方も多いのではないでしょうか?同じIPOとはいえ、その仕組みは日本とは大きく異なります。わかりやすいように日本のIPOと比較してみました!
| 日本IPO | 項目 | 米国IPO |
|---|---|---|
| 約1か月 | 上場承認から 上場日までにかかる日数 |
1 ~ 2週間 |
| 可能 | 個人投資家の抽選参加 | ほぼ不可 |
| 非常に多い | 個人への割当 | 非常に少なく 得意先などに限られる |
| あり 90日や180日が中心 |
ロックアップ | あり 180日が多い |
| 上場約1週間前に決定 | 公開価格 | 上場前日に決定 |
このように、米国のIPOでは上場前に個人が株を買うのはほぼ不可能です。IPO株を購入したい場合は、初値がついたあとに市場で購入することになります。
また、米国IPOは日本に比べると、承認から上場までのスケジュールがとても短いのが特徴です。上場の情報が出てから口座開設していては乗り遅れる可能性があるので、興味がある方は米国株取引ができる証券口座を開設しておきましょう!
「米国のIPOって、どんな企業が上場しているの?」と思う方も多いでしょう。そこで、2025年に米国で話題となったIPO銘柄をいくつかご紹介します。注目銘柄は日本の経済メディアでも取り上げられるので、聞いたことのある企業が入っているかもしれません。

| 企業名 | 上場日 | 証券取引所 | 事業内容 | 公開価格 | 初値 | 現在(10/31終値) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| SailPoint Technologies (セイルポイント) | 2月13日 | ナスダック | ID管理ソフトウェア提供 | 23ドル | 23ドル | 21.68ドル |
| CoreWeave (コアウィーブ) | 3月28日 | ナスダック | AI用クラウドインフラ | 40ドル | 39ドル | 133.71ドル |
| Circle Internet Group (サークル) | 6月5日 | ニューヨーク | ステーブルコイン発行 | 31ドル | 69ドル | 126.98ドル |
| Chime Financial (チャイム) | 6月12日 | ナスダック | デジタル銀行サービス | 27ドル | 43ドル | 17.17ドル |
| Figma (フィグマ) | 7月31日 | ニューヨーク | クラウド型デザインツール | 33ドル | 85ドル | 49.84ドル |
こうしてみると、米国IPOでも日本と同じく、ITやAI関連の企業に市場の関心が集まる傾向が見えてきます。もちろん話題性だけで株価が動くこともありますが、成長性や事業の中身をしっかりチェックすることが大切です。
ここからは「OpenAIが上場したら株式を買いたい」という方向けに情報をまとめていきます。
OpenAIは現時点で正式なIPO申請していないので、上場時期や条件など、詳細はわかっていません。また、米国IPOは機関投資家向けの割合が大きく、個人投資家への割当は5~10%程度といわれています。さらに、日本の証券会社を通じた購入となると、その枠はごく限られる可能性があります。
そのため、IPOの段階で購入するのは少しハードルが高そうですが、上場後であれば誰でも市場で株式を購入できます。
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<引用:マネックス証券より>
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