トップページ > コラム > 【主要証券会社初】マネックス証券がChatGPTとの連携サービスをスタート!

<引用:マネックス証券より>
マネックス証券は、2026年8月19日から「ChatGPTプラグイン」対応サービス『MONEX MCP Server』をスタートしました。マネックス証券の証券口座と生成AIを連携させるサービスで、現時点ではChatGPTとアンソロピック社のClaude(クロード)が連携可能です。AIとの会話で、資産状況や入出金履歴の確認や、資産運用に関する情報を確認できます。
7月にウィブル証券が生成AIとの連携サービスを開始していますが、主要証券会社※ではマネックス証券が初です。
※総合証券大手5社(野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券)と主要ネット証券5社(SBI証券、松井証券、三菱UFJ eスマート証券、楽天証券、マネックス証券)
今回は、マネックス証券の『MONEX MCP Server』でできることや実際に口座を連携する方法、証券会社各社の連携サービスへの対応状況などをわかりやすく解説します。ぜひ最後まで読んでみてください。
『MONEX MCP Server』は、マネックス証券の口座とChatGPTやClaudeなどの生成AIを連携できるサービスです。
サービス名に入っている「MCP」とは、AIと外部のサービスをつなぐための共通ルールのようなものです。
MCPを利用することで、生成AIが外部サービスの情報を取得できるようになります。『MONEX MCP Server』は、このMCPを使ってマネックス証券の口座と生成AIを連携させます。
マネックス証券の口座情報と生成AIを連携させると、次の5つの情報が取得できるようになります。
① 現在の資産や口座の状況を確認する
② 取引や入出金の履歴を確認する
③ 資産の推移を振り返る(MONEX VIEW)
④ 投資信託を探す、調べる
⑤ 将来の資産設計をシミュレーションする(MONEX VISION)
それぞれどんなことができるのか、くわしく見ていきましょう。
資産の合計額や現金・外貨の残高などを、AIとの会話を通じて確認できます。
国内株式や米国株、中国株、投資信託、債券、外貨建てMMF、FX、先物・オプション、信用取引、金・プラチナ、ON COMPASSなど、さまざまな種類の資産をまとめて把握できるのがポイントです。

<引用:マネックス証券より>
「いまの資産は全部でいくら?」、「現金はいくら残っている?」といったように、質問するだけで確認できるのは便利ですね。
入金・出金や配当金などの履歴に加えて、国内株式の注文状況、投資信託の買付や積立の内容などが確認できます。

<引用:マネックス証券より>
「先月の入金額を知りたい」、「投資信託の積立はいつから始めた?」といったように、過去の取引についてAIに質問できるので、証券会社のアプリやWEBサイトにログインする手間が減りそうです。
資産の種類ごとに、資産額の増減や保有銘柄の推移をチェックできます。これまでの資産額や保有銘柄がどのように変化してきたのかを、時系列で教えてくれます。

<引用:マネックス証券より>
「去年と比べて資産はどのくらい増えた?」など、自分の資産の変化を知りたいときに役立ちます。
条件を指定して、希望に合った投資信託を探すこともできます。基準価額や手数料、NISAで購入できるかどうかといった商品情報に加えて、人気の投資信託や値動きの大きい投資信託などをランキング形式で調べられます。

<引用:マネックス証券より>
「NISAで買える投資信託で人気が高いものを教えて」といったように、自分の言葉で絞り込めるのは便利ですね!
目標とする資産の組み合わせや、将来の資産がどうなるかを確認できます。

<引用:マネックス証券より>
たとえば、「この商品を買い増したらポートフォリオはどう変わる?」、「一部を売ったらどうなる?」といったように、資産の配分がどう変化するのかシミュレーションできます。
資産の配分を見直す「リバランス」をする時に、事前にどのような変化があるのか確認できるのは安心できます。
なお、実際に株や投資信託などが売買されるわけではありません。自身のポートフォリオを組み直す時に役立てましょう。
ここからは、実際にマネックス証券の口座と連携させる手順を解説します。
今回のサービスは、ChatGPTとアンソロピック社のClaude(クロード)に対応しています。基本的な機能は同じですが、連携手順が異なるので、それぞれ紹介していきます。
なお、連携後もChatGPTやClaudeの設定画面からいつでも連携を解除できます。
現時点では無料プランでも利用できますが、各サービスの仕様変更によって利用できなくなる場合があります。最新の利用条件は公式サイトをご確認ください。
ChatGPTのメニューの中から「プラグイン」を開き、「マネックス証券」で検索します。
検索結果に表示された「マネックス証券」を選択し、「プラグインをインストール」をタップします。

<引用:マネックス証券より>
このあとは、画面の指示に従って利用約款・利用規定を確認し、マネックス証券の証券口座にログインします。ログインが完了すれば、ChatGPTとの連携は完了です。
連携後は、チャット画面で「@」を入力して「マネックス証券」を選択すると、サービスを利用できます。
Claudeとの連携は、パソコンのウェブ版またはデスクトップアプリから設定できます。
メニューの中から「カスタマイズ」を選択し、「コネクタ」を開きます。画面右上に「+」ボタンが表示されるので、「カスタムコネクタを追加」を選択します。

<引用:マネックス証券より>
連携に必要な情報を入力する画面が表示されます。
以下の情報を入力し、「追加」ボタンをクリックします。
名前:「マネックス証券」
リモートMCPサーバーURL:「https://mcp.labs.monex.co.jp/mcp」
※「詳細設定」は空欄のままでOK

<引用:マネックス証券より>
このあとは、画面の指示に従って「連携」を選択し、利用約款・利用規定を確認してマネックス証券の証券口座にログインします。ログインが完了すれば、Claudeとの連携は完了です。
ChatGPTの方は検索で出てくるのでかんたんですね!Claudeはパソコンが必要なので少しハードルが高いですが、今後の改善に期待しましょう。どちらも最初の設定さえしてしまえば、後はいつも通りAIに質問するだけです。
マネックス証券のほかにも、証券口座と生成AIを連携するサービスを提供している証券会社や、今後の導入を検討している証券会社があります。
証券会社各社の対応状況をまとめると、次のとおりです。
| 証券会社 | 取り組み | 対応AI |
|---|---|---|
| ウィブル証券 | 2026年7月に証券口座と生成AIの連携サービス開始 | ChatGPT、Claude |
| マネックス証券 | 2026年8月に『MONEX MCP Server』の提供を開始 | ChatGPT、Claude |
| SBI証券 | 2027年春に金融アプリへの生成AI組み込みを検討 | Claude |
ウィブル証券は、2026年7月から生成AIと証券口座の連携サービスを提供しています。ChatGPTやClaudeを通じて、マーケット情報やポートフォリオを確認できます。
また、ネット証券大手のSBI証券でも、生成AIを活用したサービスの導入が検討されています。
SBIグループの金融サービスを一元化したスーパーアプリ『SBI金融エージェント』(2027年春予定)に、アンソロピック社のClaude(クロード)を組み込む計画です。
金融サービスと生成AIを組み合わせる動きは、証券会社以外でも広がっています。三菱UFJフィナンシャル・グループでは、2026年5月からChatGPT上で家計簿アプリ『Moneytree』を利用できるようになりました。口座残高や取引明細の確認だけでなく、支出をカテゴリごとにチェックすることも可能です。
三菱UFJフィナンシャル・グループといえば、傘下にネット証券の三菱UFJ eスマート証券がありますね。今後、生成AIの活用が証券サービスにも広がっていくのか、注目したいところです。
ここまで紹介したように、生成AIを投資や資産管理に活用する動きが広がっています。そのなかでも、マネックス証券の『MONEX MCP Server』は、主要証券会社で初となる生成AIと証券口座の連携サービスです。
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