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信用取引のメリット・デメリット

最終更新日:
2019年10月25日

 信用取引向けのネット証券会社を紹介する前に、信用取引の4つのメリット・デメリットを簡単におさらいしておきます。信用取引について、まだよく知らないという方は目を通してください。こうしてまとめてみると、意外とメリットが大きいことがわかりました。

信用取引のメリット・デメリット

①売買手数料が安い

メリット:実は現物取引よりも信用取引の方が売買手数料は安いことがある。
デメリット:長期保有すると金利がかさむ(年2%程度)ので、短期売買におすすめ。

■例)SBI証券アクティブプランの比較

現物取引
一日の約定代金 手数料(税抜)
10万円まで 0円
20万円まで 191円
30万円まで 286円
50万円まで 429円
100万円まで 762円
以降100万円
増加毎に
400円
ずつ増加
信用取引
一日の約定代金 手数料(税抜)
10万円まで 0円
50万円まで 239円
100万円まで 477円
以降100万円
増加毎に
400円
ずつ増加

(2019年10月時点)

※約定日の前営業日の未決済建玉の建玉代金合計」または「約定日の前営業日の新規約定代金合計」が5,000万円未満のとき。5,000万円以上のときは手数料無料。

②投資できる金額が増える

メリット:持っている金額の約3倍の取引ができて、投資の幅が広がる。
デメリット:例えば、持っている金額の3.3倍取引した場合、儲かる金額は3.3倍になるが、逆に、損する金額も3.3倍になる。借金して取引をしている状態なので、資金管理に注意が必要。

<出典:SBI証券

③つなぎ売りで株主優待をお得にもらう

メリット:一般信用取引※1の「つなぎ売り(クロス取引)」を使うことで、株主優待をお得に獲得できる。
デメリット:制度信用取引を使うと、「逆日歩※2」と言う金利が発生することがある。また、一般信用取引を提供している証券会社でしか取引できない。(一般信用取引ができる証券会社例:SBI証券、松井証券、マネックス証券、カブドットコム証券など数社のみ)

※1 一般信用取引と制度信用取引の違い(やさしい株のはじめ方)
※2 逆日歩(ぎゃくひぶ)とは(楽しい株主優待&配当)

<出典:マネックス証券

④空売り(信用売り)で株価が下がっても儲かる

メリット:株価が下がりそうな銘柄を空売りすることで、株価下落時にも利益を出すことができる。
デメリット:空売りした銘柄が株価上昇をすると、大きな損失となることがある。

 信用取引にはメリットが多く、投資の幅を広げるのに大変便利です。しかし、同時にデメリットも存在します。うまく使いこなせれば、運用パフォーマンスの向上が見込めますが、大きな失敗をすれば命取りにもなりかねません。信用取引を使って、信用枠をフルに投資をするような無茶はせず、資金に余裕を持って取り組んでください。

 私の場合は、信用買いはほとんどせずに空売りばかり利用しています。株価下落時にはきちんと利益が出るので、相場全体の暴落時には精神安定剤の役割になっています。さらにつなぎ売りを使って、ちゃっかり株主優待をもらっています!それでも「信用取引の建玉は資産の10%くらいまで」としっかりルールを決めて利用しています。

 次のページでは、具体的にはどのネット証券会社で取引をすると、信用取引の手数料やサービスで有利になるのかを比較します。

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