スマートキャンプ

公開日:
2025年8月6日

 スマートキャンプが新規株式公開(IPO)を目指しているようです。2023年1月、スマートキャンプ公式noteに「スマートキャンプはIPOを目指します」というタイトルの記事が掲載されました。記事内で「正式に目指すことに決めました」と林社長が語っています。

 スマートキャンプは家計簿アプリ『マネーフォワードME』などを運営するマネーフォワードの子会社です。

スマートキャンプ
成長性 割安性
○ -
話題性 管理人期待度
◎

基本情報

会社名 スマートキャンプ
会社URL https://smartcamp.co.jp/
会社設立 2014年(11年目)
狙い目証券会社 未定のため、IPOおすすめネット証券会社比較にてご準備ください。

企業業績のデータ(5年分)

  2020年
11月
2021年
11月
2022年
11月
2023年
11月
2024年
11月
売上高(百万円)? - - - - -
経常利益(百万円)? - - - - -
当期純利益(百万円)? △127 △118 5 299 243
純資産額(百万円)? - - - - -
1株あたりの純資産額(円)? - - - - -
1株あたりの純利益(円)? - - - - -
自己資本比率(%)? - - - - -
自己資本利益率(%)? - - - - -

※決算公告より作成しています。

管理人からのコメント

 スマートキャンプは、企業向けのSaaS比較サイト『BOXIL(ボクシル)』や、メールやウェブ会議といった非対面での営業(インサイドセールス)を支援する『BALES(ベイルズ)』を提供しています。SaaSとは、インターネットやアプリ経由で使えるサービスのことです。スマートキャンプは「SaaSの普及を後押しし、日本の労働生産性を向上させる」ことをミッションに、ビジネスを展開しています。

 主力事業の『BOXIL』は数あるSaaSをジャンルごとに比較し、簡単に資料請求できるウェブサイトで、2024年11月時点で会員数は20万人を突破し、累計1200社以上のサービス掲載実績があります。これはSaaS比較サイトとして国内最大規模です。スマートキャンプは2019年に、家計簿アプリ『マネーフォワードME』の運営などをおこなうマネーフォワード(東証プライム)に約20億円で買収されました。買収後の3年間で平均成長率47%を達成し、黒字化しています。

 直近の決算公告を見ると、2022年11月期に黒字化して以降、安定して利益を出しています。2025年4月に発表された親会社マネーフォワードの決算資料では、「スマートキャンプ社は既に公表済のIPOに先立ち、持分譲渡の検討を開始」と明記されており、上場に向けた動きが本格化していることがうかがえます。もしIPOが実現されれば、統計的に初値の上がりやすい「SaaS関連」の案件であることから、期待できそうです。

 正式な上場日はまだ決まっていませんが、万全を期して、今のうちにネット証券に口座を開設して、IPOの申し込みができるようにしておきましょう。

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