Paidy[ペイディー]

公開日:
2020年12月3日

 2020年4月に、後払い決済サービスの「Paidy」が巨額の資金調達をおこないました。今後、さらに資金を調達するために上場する可能性があります。

 後払い決済サービス「Paidy(ペイディー)」は、クレジットカードを持たない人でも後払いできるのが強みとなっています。与信審査にはAIを活用し、過去のネット通販の決済実績から返済の意思をチェックする仕組みです。

成長性 割安性
◎ -
話題性 管理人期待度
◎ c


基本情報

会社名 Paidy[ペイディー]
会社URL https://paidy.com/
狙い目証券会社 未定のため、IPOおすすめネット証券会社比較にてご準備ください

企業業績のデータ(5年分)

  2015年
12月
2016年
12月
2017年
12月
2018年
12月
2019年
12月
売上高(百万円)? - - - - -
経常利益(百万円)? - - - - -
当期純利益(百万円)? - - - - △4,138
純資産額 (百万円)? 575 172 51 4,652 10,521
1株あたりの純資産額(円)? - - - - -
1株あたりの純利益(円)? - - - - -
自己資本比率(%)? 38.9 9.2 2.6 67.4 64.8
自己資本利益率(%)? - - - - -

※決算公告より
2017年までは純資産額が減少していましたが、2018年以降は伊藤忠商事などから資金調達をおこなった関係で、純資産額が増加しました。

管理人からのコメント

 Paidyは、後払い決済サービスを運営しています。与信管理にAIを使っており、過去のネット通販の決済実績を使って、クレジットカードを持たない人でも後払いできる点が特徴です。

 このサービスのおもしろい点は、クレジットカードを持っている人でも新規ユーザーになり得るところです。例えば、初めて利用する通販サイトでは、クレジットカード情報を登録したくないと感じる人が多いそうです。ここにPaidyの入り込む余地があります。
 Paidyは、電話番号とメールアドレスの登録のみで決済できるため、初めて利用するECサイトでの決済手段として、利用者が増える可能性があります。

 大型の資金調達を何度か実施しており、サービスが成長してきているため、上場時には時価総額が大きくなっていると考えられます。そのため、初値の大幅上昇はむずかしいでしょう。

 正式な上場日はまだ決まっていませんが、万全を期して、今のうちにネット証券に口座を開設して、IPOの申し込みができるようにしておきましょう。


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