リビングハウス
- 公開日:
- 2025年8月15日
2025年5月26日、家具・インテリアの販売などをおこなうリビングハウスが、TOKYO PRO Market(以下、東京プロマーケット)に上場しました。過去の事例でも東京プロマーケットから鞍替え上場するケースがあり、今後リビングハウスも新規株式公開(IPO)する可能性があります。
東京プロマーケットから他の市場(東証プライム、東証スタンダード、東証グロース、名証など)に鞍替え上場した事例については「TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)とは?」を参考にしてください。
基本情報
会社名 | リビングハウス |
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会社URL | https://www.livinghouse.co.jp/ |
会社設立 | 1954年(71年目) |
狙い目証券会社 | 未定のため、IPOおすすめネット証券会社比較にてご準備ください。 |
企業業績のデータ(5年分)
※決算資料より
管理人からのコメント
リビングハウスは、家具・インテリアの小売販売を中心に、住空間の提案や法人向けの空間デザインなどを手がけています。2025年3月末時点で、全国32の直営店舗と、オンラインショップ『LIVING HOUSE.』、『KARE』を運営しています。直営店舗ではファミリー層をターゲットとしており、ららぽーとなどの大型ショッピングモール中心に展開中です。2023年からはイタリアの高級家具ブランド『Edra(エドラ)』の取り扱いを開始し、高級志向のニーズにも対応し始めました。家具販売以外に、ホテルやマンションモデルルームの空間デザインといった、BtoB領域(法人向け事業)にも力を入れています。
直近の業績を見ると売上は堅実に伸ばしていますが、利益がついてきていません。家具・インテリアの小売りは円安や材料費高騰の影響を受けやすく、どうしても仕入れコストがかさむため仕方ないのかもしれません。さらに、事業としての目新しさもなく、爆発的な成長が期待しにくいため、IPO銘柄としては大幅な値上がりはイメージしづらいのが現状です。しかし、黒字を維持しながら売上を伸ばしている点は安心材料です。今後は、高価格帯商品の取り扱いや企業向け事業の拡大を通じて、他社との差別化がどこまで進むかがポイントになりそうです。
正式な上場日はまだ決まっていませんが、万全を期して、今のうちにネット証券に口座を開設して、IPOの申し込みができるようにしておきましょう。
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