ハウステンボス

最終更新日:
2021年10月6日

(2022年7月21日追記)
HISがハウステンボスの売却を検討しているとの報道がありました。売却先は香港の投資会社など複数の投資ファンドと交渉を進めているとのことです。

(2020年12月追記)
ハウステンボスの上場準備は新型コロナウイルス感染症の影響により延期されたことが報道されました。早ければ2023年に上場することになりそうです。

 2021年に、長崎県佐世保市のテーマパーク運営「ハウステンボス」が上場するとの報道がありました。

 ハウステンボスは、1982年に設立されたテーマパークです。敷地面積は東京ディズニーリゾートの1.5倍もあり、テーマパークとしては日本最大級の広さを誇ります。ハウステンボスは、入場者の減少などで2003年に経営破綻しました。野村グループが経営再建を図りましたが、失敗に終わり2010年に撤退しています。その後、旅行会社大手のエイチ・アイ・エスが経営再建を開始し、開業以来初の黒字化を達成するなど、着実に復活してきています。

成長性 割安性
△ -
話題性 管理人期待度
◎ c


基本情報

会社名 ハウステンボス
会社URL https://www.huistenbosch.co.jp/
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企業業績のデータ(5年分)

  2014年
9月
2015年
9月
2016年
9月
2017年
9月
2018年
9月
売上高(百万円)? 24,232 27,594 31,880 36,799 43,690
経常利益(百万円)? 8,325 9,270 6,183 9,907 8,084
当期純利益(百万円)? 5,204 6,058  628  6,967 5,920
純資産額 (百万円)? 21,064 27,359 30,581 37,428 41,986
1株あたりの純資産額(円)? - - - - -
1株あたりの純利益(円)? - - - - -
自己資本比率(%)? 70.5% 78.6% 76.8% 76.8% 83.4%
自己資本利益率(%)? 24.7% 22.1% 2.1% 18.6% 14.0%

※企業ホームページの決算公告より
 売上推移は好調で、2016年に大村湾の無人島「大島」を取得しています。ここに恐竜のテーマパーク建設を進めており、更なる集客効果に期待できそうです。ただし、利益面では厳しい状況が続いています。設備投資や宣伝広告費に対する、集客効果を上げることが成長のポイントとなりそうです。

管理人からのコメント

 ハウステンボスは、エイチ・アイ・エスの会長である澤田英雄氏が社長に就任し、半年で黒字化した話題の施設です。「変なホテル」では、業界に先駆けてホテルのロボット化を進めるなど、革新的なことにも取り組んでいます。業績を見ると、売上高が伸びているものの、利益が頭打ちとなっており、成長性は高くありません。ただし、全国的に知名度や話題性があるため、IPO案件としては期待が高まりそうです。

 正式な上場日はまだ決まっていませんが、万全を期して、今のうちにネット証券に口座を開設して、IPOの申し込みができるようにしておきましょう。


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