日野自動車と三菱ふそうトラック・バスの持ち株会社(仮称)

公開日:
2025年4月30日

 4月22日の日本経済新聞で、「トヨタ自動車傘下の日野自動車と独ダイムラートラック傘下の三菱ふそうトラック・バスが経営統合で最終合意する方向で調整に入った」との報道がありました。

 トヨタ自動車とダイムラートラックが持ち株会社を設立し、傘下の日野自動車と三菱ふそうトラック・バスを完全子会社化します。持ち株会社は、2026年4月を目標にプライム市場への上場を目指すとのことです。

成長性 割安性
○ -
話題性 管理人期待度
◎

基本情報

会社名 日野自動車と三菱ふそうトラック・バスの持ち株会社(仮称)
会社URL
会社設立
狙い目証券会社 未定のため、IPOおすすめネット証券会社比較にてご準備ください。

管理人からのコメント

 2023年3月に4社(トヨタ自動車と日野自動車、ダイムラートラックと三菱ふそうトラック・バス)は「2024年末までの経営統合」で基本合意していました。しかし、日野自動車のエンジン認証不正問題により、最終契約が無期限で延期されていました。

 その後2025年に入り、日野自動車が米当局へ制裁金12億ドルを支払うことで和解したため、不正問題がほぼ終結したと言えます。それを受けて、延期されていた統合に関する協議が進んだようです。
 このまま統合が進めば、中・大型トラックで世界最大手になります。

 プライム市場への上場を目指しているということで、大規模IPOになるのは間違いありません。プライム市場への上場審査基準では「流通株式数2万単位以上」、「流通時価総額100億円以上」、「時価総額250億円以上」などの条件があります。
 初値期待度は上場時の業績や市場の状況に左右されますが、注目IPOとなるのは間違いないでしょう。

 正式な上場日はまだ決まっていませんが、万全を期して、今のうちにネット証券に口座を開設して、IPOの申し込みができるようにしておきましょう。

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