ファインデックス(3649)

 ファインデックスの事業内容は「医療機関向けソフトウェア製品の企画、開発、販売及びメンテナンスサービスの提供」で、ジャスダック上場の小型案件となっています。将来性・割安性ともに物足りないですが、底堅い医療関連ということで総合評価は「C」としました。

ピーエスシーのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価
○ c


基本情報

会社名 ファインデックス(3649) 【東証マザーズ】
会社URL http://findex.co.jp/
狙い目証券会社 -

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 800円
仮条件? 800円 ~ 1,000円
公募価格? 1,000円
初値予想(独自) -
初値? 1,020円(公募価格比 +2.0%)

・想定価格800円に対するPERは18.8倍(2009年12月期の純利益84百万円をベースに計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月3日(木)~3月9日(水)
当選発表日? 3月10日(木)
購入申込期間? 3月14日(月)~3月17日(木)
上場日? 3月23日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 300,000株
売出株数(OA含む)? 459,000株
当選株数合計 759,000株

・当選株数は計759,000株。売買単位が100株なので、当たりは計7,590枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 野村證券
幹事 みずほ
インベスターズ
証券
高木証券


株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
相原 輝夫(社長) 55.44%
相原 菜月 6.52%
相原 未菜 6.52%
えひめベンチャーファンド2004 5.44%
大阪中小企業投資育成 5.44%
鎌倉 邦光 4.35%
大阪投資育成第4号 3.80%
愛媛銀行 1.63%
沖野 正二 1.47%
鳥飼 治彦 1.09%

・大株主に対し、90日間のロックアップ(公募価格から1.5倍で解除)。

企業業績のデータ(5年分)


  2008年
12月
2008年
12月
2007年
12月
2008年
12月
2009年
12月
売上高(百万円)? 164 366 308 668 772
経常利益(百万円)? △28 49 △41 161 142
当期純利益(百万円)? △46 44 △28 91 84
純資産額 (百万円)? △28 16 35 127 212
1株あたりの純資産額(円)? △39,773 22,341 43,946 7,812 13,014
1株あたりの純利益(円)? △75,091 62,114 △39,188 5,615 5,201
自己資本比率(%)? △12.5 5.0 10.8 26.8 37.6
自己資本利益率(%)? - - - 112.2 50.0

※2008年12月期以降、株式1株につき20株の分割を反映。
・医療機関向けのソフトウェアを扱っていることもあり、医療制度の変更などの特需が発生して売上が伸びる傾向にあります。IPOで得た資金は、社債の償還資金、借入金の返済、運転資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ファインデックス(3649)、医療関連は総じて底堅い買いが入る傾向にありますので、公募割れするような案件ではないと思いますが、初値が上がるイメージも持てません。幸いというか、今回は一般個人にやさしいネット証券での取り扱いもありませんし、スルーするのが無難でしょう。


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