【円安がやばい】米国株でリスク分散しましょう!メリット・デメリットも解説

最終更新日:
2023年3月10日

 米ドル/円の為替レートが一時130円を突破し急激な円安が進行しています。この1か月で8円(約6%)下落しており、「かなりやばい」状況です。
 円安に傾くのは様々な要因がありますが、金融市場全体の動きなので、私たちにできることはあまりありません。しかしこのまま黙ってみていると、日本円の価値が下がり資産が目減りすることになります。

 では、どうすれば良いのでしょうか?
 答えはずばり「外貨で金融資産を持つ」ことです。例えば米ドルで株式を保有していれば、円安下でも米ドル基準での価値が確保されるので、円安のリスクを分散できます。日本円基準で見ると、米ドル/円が円安になるほど資産が増えていくことになります。

 外貨での取引と言えば、FX(外国為替証拠金取引)がありますが、あまり中長期には向きません。やはり株式の方が投資しやすいでしょう。

 しかし、企業のことを知らずに株式を買うのはリスクが大きいのでおすすめできません。そこで、AmazonAppleGoogleなど日本にいても多くのニュースが流れてくるアメリカの企業に投資しましょう!
 米国株式は世界最大の株式市場で、世界的に有名な企業が多く、日本語での情報が比較的入手しやすいので、外国株式の第一歩としておすすめです!

取引時間

DMM株公式サイトより>

 さらに上のグラフを見てもらうとわかるように、日経平均と比較すると、NYダウは右肩上がりで成長しています。リスク分散だけではなく成長市場に投資できる意味でも、米国株は良い投資先と言えるでしょう。

 今回は、米国株式の基本と、各証券会社の取り扱い状況、手数料などを解説していきます。

米国株式の基本

 米国株式は日本の市場では流通していませんが、日本の証券会社で「外国株式用の口座」を開設すれば取引できるようになります。現地の証券会社の口座が無くても取引可能です。
 注意点としては、日本株用の総合口座と外国株式用の口座は別の口座なので、資金を振り替える必要があります。

 米国株の取引で日本株と大きく違う点が三つあります。ひとつ目は取引時間です。現地時間で9:30~16:00が立会時間なので、日本時間では23:30~翌6:00(サマータイム中は22:30~翌5:00)と夜中がメインになります。サマータイム中は1時間早くなるので注意しましょう。

取引時間

DMM株公式サイトより>

 ふたつ目は、売買単位です。米国株は1株から売買可能です。この後の米国株式のメリットで説明しますが、日本株に比べると少額ではじめられます。

 そして三つ目は、値幅制限がありません。ストップ高、ストップ安が無い代わりにサーキットブレーカー制度が導入されています。サーキットブレーカーは、相場が大きく変動した時に、取引を一時中断する機能です。コロナショックの際に何度か発動していましたね。

 では、続いて米国株式のメリット・デメリットについて解説していきます。

米国株式の3つのメリット

①1株から取引可能(少額投資)

 日本株で通常取引すると、大半が100株からの売買ですが、米国株は1株(1口)から売買可能です。例えば、Appleは170ドル前後(2022年4月時点)なので、約2万円でAppleの株主になれます。

 日本株の単元未満株は、証券会社との相対取引が多く、取引価格が市場の価格と異なる事があります。その点、米国株は売買単位が1株からなので、リアルタイム株価で少額取引ができるのです!

②高配当銘柄が多い

 日本株では株主還元というと、配当金、株主優待、自社株買いなどがありますが、アメリカの企業は「配当金」をとても重視しています。そのため、高配当の銘柄が多く、配当利回り狙いで投資するには良い市場と言えます。
 また、四半期ごとに配当がある年4回配当の企業も多いので、年金代わりの投資にも向いています。

③成長性の高い企業が多い

 冒頭でも述べましたが、アメリカの株式市場は右肩上がりで伸びています。つまり、成長している企業が多いということでもあります。

<Yahoo!ファイナンスより>

 上の図はApple、アルファベット(Google)、Amazon、メタ(Facebook)の10年間の株価推移比率のグラフですが、Amazonは15倍以上、他の3社も5倍以上に値上がりしています。超有名な大企業でこれだけ株価が高騰しているのは夢がありますね。
 テンバガー(株価10倍)候補は日本の市場より多いので、大きなリターンを狙う人にも魅力的な市場です。

米国株式の3つのデメリット

①為替リスクがある

 取引で米ドル決済する場合は、事前に米ドルを用意しなくてはなりません。そのため、購入前(日本円→米ドル)と売却後(米ドル→日本円)で為替差損が発生する可能性があります。日本円に換金するタイミングは注意が必要です。
 もちろん、逆に為替差益が発生する可能性もあるので、デメリットでもあり、メリットでもありますね。

 円貨決済できる証券会社であれば、都度両替されるため為替差損益は考えなくても大丈夫です!

②複数の手数料

 通常の取引手数料に加え、日本円/米ドル間の為替手数料が発生します。そのため、場合によっては日本株より手数料が高額になることもあります。円貨決済でも実際は米ドルで取引しているため、為替手数料は必要です。

③各種報告書が英語表記

 決算を少しでも早くチェックするには英語スキルが必要です。世界的な企業であれば、業績のニュースは日本語でも流れますし、掲示板やSNSでも情報交換されていますが、やはり多少なりともラグがあります。

米国株がはじめやすい証券会社

 では、実際に米国株式をはじめる場合、どの証券会社を選べばよいのでしょうか?手数料と取り扱い銘柄数で一覧表にしました。

表は左右にスライドしてご確認ください
証券会社
(クリックで
公式サイトへ)
取り扱い
銘柄数
手数料 決済 備考
DMM株 1,624銘柄 無料 円貨決済 米国株式市場や世界経済の動向がわかる投資レポート「バロンズ・ダイジェスト」が無料
SBI証券 5,135銘柄 約定金額の0.495%
最低:0米ドル
最大:22米ドル
米ドル決済
円貨決済
スマホアプリ「米国株アプリ」でも取引可能
楽天証券 4,760銘柄 約定金額の0.495%
最低:0米ドル
最大:22米ドル
米ドル決済
円貨決済
円貨決済でスーパーポイントアッププログラム達成
マネックス証券 4,551銘柄 約定金額の0.495%
最低:0米ドル
最大:22米ドル
米ドル決済
円貨決済
「銘柄スカウター米国株」で詳細なスクリーニング、分析が可能
auカブコム証券 554銘柄 約定金額の0.495%
最低:0米ドル
最大:22米ドル
円貨決済 米国株式市場の基本から取引までの解説コンテンツ「米国株きほんのき」配信中
松井証券 496銘柄 約定金額の0.495%
最低:0米ドル
最大:22米ドル
円貨決済 米国株口座の余力不足時に自動で振替える振替アシスト機能

 ここで注目したいのは、DMM株です。DMM株以外の5社は取引手数料が最低0米ドルとなっていますが、一定金額を超える取引では手数料が発生します。約定代金に関わらず無料なのはDMM株だけです。取り扱い銘柄数こそ多くはありませんが、主要な大企業は押さえています。試しに米国株をはじめてみたい人にはイチオシです!

 そしてしっかり分析、スクリーニングしたい人にはマネックス証券がおすすめです。銘柄スカウターの米国株版、「銘柄スカウター米国株」は豊富な情報やスクリーニング機能、銘柄比較機能があるので、がっつり米国株に取り組みたい人はマネックス証券で口座開設だけでもしておくと便利です。

 また、話題のアプリ「moomoo」がmoomoo証券として上陸しました。米国株のリアルタイム株価や分析ツールがアプリ上で見られます。さらにデモ取引機能もあるので、すでに米国株投資をはじめている人はもちろん、これから米国株デビューの人も要チェックなアプリです!

まとめ

 日本円だけの単一通貨での資産形成は管理が楽ではありますが、やはりリスクは残ります。小幅な円安であればさほど影響はありませんが、大きな変動や物価上昇には対応しきれないのが現状です。

 今は各証券会社が米国株式に力を入れているため、手数料が下がり、ツールも充実してきています。もちろん、投資信託やETFを活用したリスク分散も効果的ですが、株式投資では大きなリターンも期待できます。
 数万円で世界的企業の株主になれるのは魅力的だと思いませんか?米国株式ではじめの一歩を踏み出してみましょう!

↑

Web サイト内

初めての方へ

IPOの基本

証券会社

企業情報

管理人の当選実績など

関連情報

PC PC表示