トップページ > コラム > 人気の2大ネット証券を徹底比較!SBI証券vs楽天証券
今回は、ネット証券最大手の2社、SBI証券と楽天証券を徹底比較します!①IPO、②手数料、③その他サービスの3つの視点から、どちらが優れているのか、比較します!
まずはIPOで比較してみます、比較項目は5つです。取扱数や主幹事数は、2019年の実績で比較しています。
| SBI証券 | 項目 | 楽天証券 |
|---|---|---|
![]() 82社 |
取扱数 | ![]() 26社 |
![]() 7社 |
主幹事数 | ![]() 0社 |
![]() 50% |
ネット配分 | ![]() 100% |
![]() 完全抽選 + IPOチャレンジポイント |
抽選方法 | ![]() 完全抽選 + 上限あり |
![]() NISA対応 |
NISA | ![]() NISA非対応 |
2019年の取扱数は、SBI証券が断トツです。そもそも取り扱いがなければ、抽選申込もできないので、多い方が有利です。楽天証券はここ数年で徐々に取扱数を伸ばしています。今後に期待ですね。
主幹事数はSBI証券7社に対して楽天証券は0社です。主幹事には公開株数のうち8割以上が割り当てられることが多く、IPO当選の期待度がぐっと上がります。主幹事数が多い証券会社ほどIPOには有利です。
IPO抽選方法では、どちらも一長一短な印象です。SBI証券はネット配分が50%(完全抽選35%+ポイント抽選15%)ですが、IPOチャレンジポイント制度があるので、コツコツ続けていくメリットが大きいです。一方の楽天証券は、ネット配分が100%なのが大きいです。また、銘柄ごとに申込上限があるので、資金量に左右されにくいのもメリットです。
SBI証券は、IPOに当選した場合NISA口座に預け入れ可能ですが、楽天証券はできません。IPOは利益が大きくなることが多いので、NISA口座を利用した節税効果がバツグンです!
以上のポイントから、IPOに関してはSBIの圧勝と言えるでしょう。
続いて、手数料で比較します。
| 一注文の約定代金 | 手数料(税込) |
|---|---|
| 5万円まで | 55円 |
| 10万円まで | 99円 |
| 20万円まで | 115円 |
| 50万円まで | 275円 |
| 100万円まで | 535円 |
| 150万円まで | 640円 |
| 3,000万円まで | 1,013円 |
| 3,000万円超 | 1,070円 |
| 一日の約定代金 | 手数料(税込) |
|---|---|
| 100万円まで | 0円 |
| 200万円まで | 1,278円 |
| 以降100万円 増加毎に |
440円 ずつ増加 |
(2021年3月時点)
| 取引金額 | 手数料(税込) |
|---|---|
| 5万円まで | 55円 |
| 10万円まで | 99円 |
| 20万円まで | 115円 |
| 50万円まで | 275円 |
| 100万円まで | 535円 |
| 150万円まで | 640円 |
| 3,000万円まで | 1,013円 |
| 3,000万円超 | 1,070円 |
| 1日の約定金額 | 手数料(税込) |
|---|---|
| 100万円まで | 0円 |
| 200万円まで | 2,200円 |
| 300万円まで | 3,300円 |
| 以降100万円 増加毎に |
1,100円 ずつ増加 |
(2021年3月現在)
1注文ごと(スタンダードプラン・超割コース)の手数料はほぼ同じです。違いがあるのは、1日定額プラン(アクティブプラン・いちにち定額コース)で、SBI証券の方がたくさん取引するほど有利になります。よって、手数料はSBI証券がやや有利、ということになります。
では、それ以外の各社のサービス・キャンペーンについて比較してみましょう。
| SBI証券 | 項目 | 楽天証券 |
|---|---|---|
![]() HyperSBI |
PCツール | ![]() MARKET SPEED Ⅱ |
![]() SBI株 |
スマホアプリ | ![]() iSPEED |
![]() ツール・ブラウザ |
全板サービス | ![]() ツール |
![]() Tポイント |
ポイント投資 | ![]() 楽天ポイント |
まずサービスの比較です。両社とも、それほど差がありませんが、ポイント投資は楽天証券が優勢です。楽天ポイントが使えるのは大きなメリットですね。
ネット証券で上位を争う2社ですが、3つのポイントで比較すると、全体的にSBI証券の方が優勢という結果になりました。どちらか悩んだ時はSBI証券ではじめることをおすすめします。
ただし、IPO投資法は複数の証券会社から申し込んだ方が有利なので、どちらも口座開設しておくとより便利です!口座開設費用や維持費はかからないので、キャンペーン目当てで開設だけしておくのも有効です。
(参考)IPO株の攻略・裏ワザ1:より多くの証券会社から申し込む
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