トップページ > コラム > 証券会社の貸株サービスをまとめました
貸株とは、自分が持っている株を証券会社に貸し出すことです。貸し出した期間に応じて証券会社から金利がもらえます。株の売買差益や配当の他に「金利」という新たなリターンが得られますので、知らなかった人はぜひ覚えて帰ってください。
貸株でもらえる金利や利用できるサービスは証券会社ごとに違います。
<2020年1月時点>
通常0.02~0.1%の貸株金利ですが、証券会社ごとに「ボーナス金利」として通常より高い金利が設定されている銘柄があります。表を見てもらうとわかるように、3.0%以上のボーナス金利が適用されている銘柄数はSBI証券が一番多く、貸株サービスの恩恵を効率よく受けられます。一方、金利1.0%以上では、GMOクリック証券が多くなります。
なぜ証券会社がこのように貸株の金利やサービスを競っているのかというと、信用売りをする投資家向けに貸せる株を確保することで利便性を高め、積極的に売買をしてくれる投資家を引き込むためです。
良いことばかりに見えますが、貸株サービスには注意点もあります。
基本的にその株を売りたい人が多くなるほど、貸株の金利が高くなる傾向にあります。つまり、金利が十数%もあるような銘柄は今後株価が下がりやすく、貸株を目的に購入すると損をする可能性があります。またそのような高金利銘柄は、株価が下がるとすぐに金利も下がることが多いです。
貸株サービスは金利目的ではなく、長期投資銘柄の補助として利用すると、このようなリスクを回避できます。
他にも、貸株にはいくつか注意する点やデメリットがありますので、それらについてもご紹介します。
貸出した株は自由に売却できる?
いつでも売却可能です。
自由に売却できます。解除手続きなども不要です。
株主優待はもらえる?
自動取得の設定をしておけば、原則もらえます。
株主優待は、自動取得の設定をしていれば基本的にもらえます。
ただし、「東洋経済新報社が権利確定日を公表していない銘柄」や「継続保有を条件としている銘柄」ではもらえません。
配当金はもらえる?
配当金ではなく、「配当金相当額」がもらえます。
貸株中に配当の権利日をまたいだ場合、配当金はもらえませんが、配当金相当額がもらえます。
(※貸株金利や配当金相当額は「雑所得」となります。雑所得は合計20万円を超えた場合は確定申告をする必要があります。)
参考)マネックス証券や松井証券は自動取得を設定すれば配当金がもらえます。
貸出中に証券会社が倒産した場合は?
貸出した株式は返還されない可能性があります。
証券会社に預けてある有価証券は分別管理されているため、証券会社の倒産時でも返還されます。しかし貸出した株式はこの対象外となるため、返還されない可能性があります。
以上の点に気を付ける必要はありますが、有効に利用すれば貸株でプラスアルファのリターンを得ることができます。
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(2023年3月現在)
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