きずなホールディングス(7086)

 きずなホールディングスの事業内容は「葬儀施行および葬儀関連業務を提供する葬儀施行業など」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額75.8億円、吸収金額44.2億円)です。 公開株数が多く、需給的に初値は上がりにくくなっています。

成長性 割安性
○ ○
話題性 総合評価?
○ c


基本情報

会社名 きずなホールディングス(7086) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.kizuna-hd.co.jp/
狙い目証券会社 野村證券(主幹事)、SBI証券マネックス証券楽天証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,200円
仮条件? 2,200円 ~ 2,320円
公募価格? 2,320円
初値予想(独自) 2,320円 ~ 2,500円(2月28日時点)
初値? 2,220円 (公募価格比-100円 -4.3%)

・想定価格2,200円に対して、PER18.64倍、PBR2.25倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益118.0円、1株あたり純資産977.0円、1株あたり配当金-円。)
・公募価格に伴い、初値予想を「2,200円 ~ 2,400円(1月30日時点)」から「2,320円 ~ 2,500円(2月28日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月18日(火)~2月25日(火)
当選発表日? 2月26日(水)
購入申込期間? 2月27日(木)~3月3日(火)
上場日? 3月6日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 50,000株
売出株数(OA含む)? 1,959,200株
当選株数合計 2,009,200株

・当選株数は2,009,200株。売買単位が100株なので、当たりは計20,092枚
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 89.58% 1,799,800株 17,998枚 1,799枚
幹事 みずほ証券 4.35% 87,300株 873枚 87枚
SBI証券 1.74% 34,900株 349枚 157枚
マネックス証券 1.74% 34,900株 349枚 349枚
楽天証券 1.74% 34,900株 349枚 349枚
いちよし証券 0.87% 17,400株 174枚 26枚

野村證券(主幹事)、SBI証券マネックス証券楽天証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(2月10日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
投資事業有限責任組合アドバンテッジパートナーズV号 66.89% 90日間
1.5倍
AP Cayman Partners III, L.P. 22.87% 90日間
1.5倍
Japan Fund V, L.P. 5.91% 90日間
1.5倍
アドバンテッジパートナーズ投資組合64号 1.97% 90日間
1.5倍
中道 康彰(社長) 1.44%  
関本 彰大 0.72%  
 岡崎 仁美 0.07%  
下田 啓明 0.01%  
宮本 和信 0.01%  
 高尾 幸雄 0.01%  

 

企業業績のデータ(5年分)

  2016年
5月
2017年
5月
2018年
5月
2019年
5月
2020年5月
(第2四半期)
売上高(百万円)? - - 6,417 7,194 (3,829)
営業利益(百万円)? - - 642 813 (381)
当期純利益(百万円)? - - 293 406 (197)
純資産額 (百万円)? - - 2,857 3,269 (3,466)
1株あたりの純資産額(円)? - - 842 963 -
1株あたりの純利益(円)? - - 86 120 (58)
自己資本比率(%)? - - 18.5 19.6 (20.3)
自己資本利益率(%)? - - 10.8 13.3 -

※国際会計基準で項目の名称が違うものもありますが、意味的にはほぼ同じです。
・IPOで得た資金は、連結子会社である(株)家族葬のファミーユへの投融資資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 きずなホールディングス(7086)、2019年12月末時点で、33都道府県に79の直営ホールを展開しており、将来的には47都道府県への展開を目指しています。葬儀市場の規模は今後拡大していくことが予想され、将来的な成長も十分に期待できます。ただ、IPOのテーマとしては弱く、人気化はむずかしいでしょう。公開株数が多く供給がゆるんでいますので、需給的に小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、SBI証券マネックス証券楽天証券DMM株から申し込み可能となっています。

(2月3日追記)
同日にウイルテック(7087)が上場することになり、やや買いが入りづらくなりました。


↑