日本ナレッジ(5252)

 日本ナレッジの事業内容は「ソフトウェアのテスト・品質検証サービス、またシステム受託開発や業務系のパッケージソフトウェアの開発・販売」で、東証グロース上場の小型案件(想定時価総額18.0億円、吸収金額5.6億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「SBI証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

日本ナレッジのホームページ画像
成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価?
○ C

基本情報

会社名 日本ナレッジ(5252) 【東証グロース】
会社URL https://www.know-net.co.jp/
会社設立 1985年10月(38年目)
主幹事証券 SBI証券
その他
狙い目証券会社
野村證券(副幹事)、岩井コスモ証券SBIネオトレード証券DMM株

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IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,310円
仮条件? 1,350円 ~ 1,500円
公募価格? 1,500円
初値予想(独自) 1,800円 ~ 2,500円(3月3日時点)
初値? 3,750円 (公募価格比+2,250円 +150.0%)

・想定価格1,310円に対して、PER19.12倍、PBR2.49倍、配当利回り0.99%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益68.5円、1株あたり純資産526.5円、1株あたり配当金12.9円。)
・仮条件の下限が想定価格を上回ったため、初値予想を「1,500円 ~ 2,000円(2月16日時点)」から「1,800円 ~ 2,500円(3月3日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月7日(火)~3月13日(月)
当選発表日? 3月14日(火)
購入申込期間? 3月15日(水)~3月20日(月)
上場日? 3月23日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 190,000株
売出株数(OA含む)? 241,200株
当選株数合計 431,200株

・当選株数は431,200株。売買単位が100株なので、当たりは計4,312枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SBI証券 91.35% 393,900株 3,939枚 1,772枚
幹事 野村證券 5.22% 22,500株 225枚 22枚
岩井コスモ証券 0.86% 3,700株 37枚 3枚
極東証券 0.86% 3,700株 37枚 0枚
東洋証券 0.86% 3,700株 37枚 0枚
水戸証券 0.86% 3,700株 37枚 0枚

SBI証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
※SBI証券が主幹事のときは、IPOチャレンジポイントを活用して当選をねらいましょう!
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(2月20日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月1日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
ウィステリアトラスト(株) 54.97% 180日間
(株)大塚商会 18.89% 180日間
藤井 洋一(社長) 10.11% 180日間
日本ナレッジ従業員持株会 6.75% 180日間
みずほ成長支援第4号投資事業有限責任組合 4.22% 継続保有
長谷川 貴志 1.69% 180日間
大熊 浩 1.26% 180日間
西澤 茂 1.06% 180日間
大島 武康 1.05% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2018年
3月
2019年
3月
2020年
3月
2021年
3月
2022年
3月
売上高(百万円)? 2,786 2,900 2,821 2,824 3,232
経常利益(百万円)? 164 150 80 64 138
当期純利益(百万円)? 93 97 46 32 94
純資産額 (百万円)? 252 343 383 410 516
1株あたりの純資産額(円)? 44,399 302 337 361 435
1株あたりの純利益(円)? 16,442 85 40 29 83
自己資本比率(%)? 26.6 34.8 39.0 32.8 39.4
自己資本利益率(%)? 37.0 28.2 12.0 8.2 20.3

※2011年12月期まで単独決算。2012年3月期から連結決算。
※2011年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2023年3月期は、第3四半期時点で売上2,613百万円、経常利益193百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人材採用費および教育費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 日本ナレッジ(5252)、ソフトウエアシステムの検証サービスの提供、システム受託開発、業務系パッケージソフトウエアの開発・販売などをおこなっています。対象としているのは、スマートフォンやカーナビゲーションに組み込まれているソフトウエア、法人向けの販売管理や会計などの業務系システムまたはパッケージソフトウエア、WEB上で動作するシステム全般になります。

 直近の業績推移を見る限り、売上が頭打ち気味に推移しています。事業内容的にも、とくに成長性を感じるものではないので、人気化は期待しづらいです。ただ、公開株数は少なめで、大株主にも期間でロックアップがかかっているので、供給はかなりしぼれています。それでもなお、総合的に見ると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。また、同日にハルメクホールディングス(7119)が上場予定なので、買いがやや集まりにくくなっています。

 ネット証券では、SBI証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、岩井コスモ証券SBIネオトレード証券DMM株から申し込み可能となっています。

(2月17日追記)
同日にアイビス(9343)が上場することになり、さらに買いが集まりにくくなりました。

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