Telexistence[テレイグジスタンス]

公開日:
2024年1月17日

 2023年12月7日に公開された日本経済新聞の記事で、AIを活用し遠隔操作が可能な「品出しロボット」などを開発するTelexistence[テレイグジスタンス]が、ユニコーン予備軍として紹介されました。

 Telexistenceは、AIを活用した遠隔操作ロボットを開発しています。現在は小売店向けの商品陳列ロボットを手掛けており、ファミリーマートが運営する主要都市の店舗に導入されています。

成長性 割安性
◎ -
話題性 管理人期待度
◎ a

基本情報

会社名 Telexistence[テレイグジスタンス]
会社URL https://tx-inc.com/ja/top/
会社設立 2017年(7年目)
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企業業績のデータ(5年分)

  2019年
3月
2020年
3月
2021年
8月
2022年
8月
2023年
8月
売上高(百万円)? - - - - -
経常利益(百万円)? - - - - -
当期純利益(百万円)? - △363 △281 △529 -
純資産額(百万円)? - 1,020 2,317 4,287 -
1株あたりの純資産額(円)? - - - - -
1株あたりの純利益(円)? - - - - -
自己資本比率(%)? - 90.7 97.8 97.5 -
自己資本利益率(%)? - - - - -

※決算公告より

管理人からのコメント

 Telexistenceは、AIを活用した遠隔操作ロボットを開発する会社です。社名の「Telexistence(テレイグジスタンス)」とは、創業者であり東京大学名誉教授でもある舘(たち)氏が提唱した概念に由来します。日本語では「遠隔臨場感」や「遠隔存在感」と訳されます。

 同社が開発するロボットのひとつに、小売店向けの「飲料品出しロボット」があります。ファミリーマートの一部店舗にこのロボットが導入されており、従業員の手でおこなわれていた飲料の品出し作業を自動化しました。単純で身体的負荷の高い労働がなくなるため、労働環境や店舗あたりの採算性改善などが期待されています。

 日本をはじめとする先進国では、労働力不足が問題になっています。特に小売・物流業界の労働力不足は深刻で、単純労働をロボットで置き換える需要が大きい分野です。同社が開発しているロボットの需要は、今後高まっていくと考えられます。

 同社の採用ページを見ると、経理担当者の募集ページに「IPOに向けた内部統制の整備・高度化にも関与してもらう」という記載がありました。将来の上場に向けて準備しているようです。

 日本経済新聞によると、同社の2023年度の企業価値は602億円です。上場時には大型のIPOになると予想できます。日本をはじめとする先進国では労働力不足が問題になっている点を踏まえると、成長ポテンシャルの高さから初値の上昇が期待できそうです。

 正式な上場日はまだ決まっていませんが、万全を期して、今のうちにネット証券に口座を開設して、IPOの申し込みができるようにしておきましょう。

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