アストロスケールホールディングス

公開日:
2024年1月17日

 2023年12月7日に公開された日本経済新聞の記事で、宇宙ごみ除去サービスを展開するアストロスケールホールディングスがユニコーン予備軍として紹介されていました。上場を目指しているかは不明ですが、今後さらに成長していくため、上場による資金調達を目指す可能性があります。

 アストロスケールホールディングスの事業内容は、「宇宙ごみ(スペースデブリ)除去サービスの提供」です。地球の軌道上には運用を終えた人工衛星やロケットの破片などが存在しており、それらを除去することで人工衛星や宇宙ステーションなどの安全航行を確保しています。

成長性 割安性
◎ -
話題性 管理人期待度
◎ a

基本情報

会社名 アストロスケールホールディングス
会社URL https://astroscale.com/ja/
会社設立 2013年(10年目)
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企業業績のデータ(5年分)

  2019年
4月
2020年
4月
2021年
4月
2022年
4月
2023年
4月
売上高(百万円)? - 0.003 - - -
経常利益(百万円)? - △496 - - -
当期純利益(百万円)? △57 △498 △17,887 △5,460 △12,784
純資産額(百万円)? 22,039 21,542 9,107 16,163 13,636
1株あたりの純資産額(円)? - - - - -
1株あたりの純利益(円)? - - - - -
自己資本比率(%)? 99.6 99.4 98.1 90.4 67.0
自己資本利益率(%)? - - - - -

※決算公告より
毎期当期純損失が発生しているのは、事業の特性上、研究開発への投資が先行するためと考えられます。

管理人からのコメント

 アストロスケールホールディングスは、宇宙ごみ(スペースデブリ)の除去・低減に取り組んでいます。地球の軌道上には、寿命を迎えた人工衛星やロケットの部品などが存在しています。

 JAXAによると、宇宙ごみは地球の周りを秒速7~8km(時速25,200~28,800km)という非常に速いスピードで回っています。このため、運用中の人工衛星や宇宙ステーションなどと衝突した場合、壊滅的な被害を受けてしまうのです。実際、宇宙ごみが原因の事故が何件も発生しています。

 このような事故を防ぐため、アストロスケールホールディングスでは、既存の宇宙ごみの除去だけでなく、宇宙ごみを増やさないための衛星寿命延命措置などの技術開発を進めています。世界的に人工衛星の打ち上げ数は増加傾向にあること、今後も宇宙開発が進むと考えられることから、同社のサービスは需要が高まっていくでしょう。

 日本経済新聞によると、同社の企業価値は1,428億円なので、将来的に上場することになれば、かなり大型の案件になると予想できます。ただし、話題性や成長性が十分にあるため、初値はそれなりに上昇するかもしれません。

 正式な上場日はまだ決まっていませんが、万全を期して、今のうちにネット証券に口座を開設して、IPOの申し込みができるようにしておきましょう。

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