ウォンテッドリー(3991)

 ウォンテッドリーの事業内容は「ビジネスSNS『Wantedly』の企画・開発・運営」で、東証マザーズ上場の小型案件(想定時価総額40.2億円、吸収金額1.3億円)です。Wantedlyは求人媒体で、企業が一定期間の利用料金を払って求人募集を載せることで、収益を上げるしくみです。初値が高騰しやすい「想定価格が1,000円以下」、「公開株数の少ない」、「大和証券が主幹事」案件です。

ウォンテッドリーのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
○ a


基本情報

会社名 ウォンテッドリー(3991) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.wantedly.com/
狙い目証券会社 大和証券(主幹事)、SBI証券

IPO価格情報(初値予想)

想定価格? 880円
仮条件? 880円 ~ 1,000円
公募価格? 1,000円
初値予想(独自) 1,500円 ~ 1,800円(8月10日時点)
初値? 5,010円 (公募価格比+4,010円 +401.0%)

・想定価格880円に対して、PER51.72倍、PBR8.04倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益17.0円、1株あたり純資産109.4円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 8月30日(水)~9月5日(火)
当選発表日? 9月6日(水)
購入申込期間? 9月7日(木)~9月12日(火)
上場日? 9月14日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 50,000株
売出株数(OA含む)? 99,500株
当選株数合計 149,500株

・当選株数は149,500株。売買単位が100株なので、当たりは計1,495枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 大和証券 98.00% 127,400株 1,274枚 191枚
幹事 いちよし証券 1.00% 1,300株 13枚 1枚
SBI証券 1.00% 1,300株 13枚 5枚

・主幹事以外だと、大和証券(主幹事)、SBI証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
仲 暁子 68.98% 90日間
1.5倍
(株)サイバーエージェント 11.10% 90日間
1.5倍
川田 尚吾 6.38% 90日間
1.5倍
木村 新司 4.13% 90日間
1.5倍
川崎 禎紀 3.26% 90日間
1.5倍
アーキタイプ(株) 2.02% 90日間
1.5倍
(株)日本経済新聞社 1.17% 90日間
1.5倍
ウォンテッドリー(株) 1.05%  
相川直視 0.59%
1.5倍
杉山全功 0.42% 90日間
1.5倍

 

企業業績のデータ(5年分)

  2012年
8月
2013年
8月
2014年
8月
2015年
8月
2016年
8月
売上高(百万円)? 1 34 169 451 840
経常利益(百万円)? △11 △5 7 △3 121
当期純利益(百万円)? △12 2 4 △3 78
純資産額 (百万円)? 22 224 228 426 461
1株あたりの純資産額(円)? 14,639 134,471 136,700 83 102
1株あたりの純利益(円)? △8,645 1,206 2,229 △1 16
自己資本比率(%)? 88.9 98.2 75.1 74.6 63.6
自己資本利益率(%)? - 0.8 1.6 - 17.5

※2015年8月期以降、株式1株につき3,000株の分割を反映。
・2017年8月期は、第3四半期時点で売上910百万円、経常利益2百万円を達成しています。IPOで得た資金は、本社オフィス増床時の内装費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ウォンテッドリー(3991)、求人媒体の運営ということで、事業自体はそれほど人気化するものではありません。ただ、圧倒的に需給が締まっており、大株主のロックアップが外れる公募価格比+50%までは問題なく上がるでしょう。あとは、大株主の動向次第ですが、ここが売りに出なければ需給で爆上げも期待できます。ネット証券では、大和証券(主幹事)、SBI証券から申し込むことができますので、積極的に当選をねらっていきましょう。


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