チームスピリット(4397)

 チームスピリットの事業内容は「勤怠管理、経費精算、工数管理などを一体化したクラウドサービス『TeamSpirit』などの提供」で、東証マザーズ上場の小型案件(想定時価総額73.1億円、吸収金額5.5億円)です。統計的に初値の上がりやすい「クラウド関連」「想定価格が1,000円以下」の案件です。

チームスピリットのホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価
◎ A


基本情報

会社名 チームスピリット(4397) 【東証マザーズ】
会社URL https://corp.teamspirit.com/
狙い目証券会社 野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券
カブドットコム証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,000円
仮条件? 1,000円 ~ 1,200円
公募価格? 1,200円
初値予想(独自) 2,500円 ~ 3,500円(7月19日時点)
初値? 2,417円 (公募価格比+1,217円 +101.4%)

・想定価格1,000円に対して、PER-倍、PBR12.95倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益-13.3円、1株あたり純資産77.2円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 8月6日(月)~8月10日(金)
当選発表日? 8月13日(月)
購入申込期間? 8月14日(火)~8月17日(金)
上場日? 8月22日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 400,000株
売出株数(OA含む)? 152,000株
当選株数合計 552,000株

・当選株数は552,000株。売買単位が100株なので、当たりは計5,520枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 86.96% 480,000株 4,800枚 480枚
幹事 SMBC日興証券 6.96% 38,400株 384枚 38枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
4.35% 24,000株 240枚 24枚
SBI証券 1.74% 9,600株 96枚 43枚

野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、カブドットコム証券から申し込みが可能となりました(7月23日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
荻島 浩司(社長) 36.35% 90日間
Draper Nexus Technology Partners2号投資事業有限責任組合 13.58% 90日間
1.5倍
salesforce.com, inc. 12.64% 90日間
1.5倍
NVCC7号投資事業有限責任組合 7.73% 90日間
1.5倍
ニッセイ・キャピタル5号投資事業有限責任組合 6.88% 90日間
1.5倍
SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合 6.49% 90日間
1.5倍
増山 秀信 3.90% 90日間
有本 陽助 1.69% 90日間
SMBCベンチャーキャピタル3号投資事業有限責任組合 1.58% 90日間
1.5倍
都 賢治 1.30% 90日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2013年
8月
2014年
8月
2015年
8月
2016年
8月
2017年
8月
売上高(百万円)? 90 170 306 540 773
経常利益(百万円)? △90 △114 △119 △139 △97
当期純利益(百万円)? △91 △115 △120 △139 △97
純資産額 (百万円)? 1 △114 171 32 204
1株あたりの純資産額(円)? △7,896 △12,196 △14,278 △94 △103
1株あたりの純利益(円)? △3,582 △4,301 △4,272 △22 △16
自己資本比率(%)? 0.7 △54.8 29.9 6.0 22.0
自己資本利益率(%)? - - - - -

※2016年8月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2018年8月期は、第3四半期時点で売上886百万円、経常利益72百万円を達成しています。IPOで得た資金は、商品開発、営業活動にかかる人件費、広告宣伝費、運転資金などに充てる予定です。

管理人からのコメント

 チームスピリット(4397)、人気テーマのクラウド関連でマザーズ上場の小型株に加え、直近のIPOシステムサポートから20日空いており、投資家の余力が十分に回復していることも好材料です。業績は赤字が続いていますが、売上が右肩上がりで増えていることからも、着実にユーザーが増えていることがわります。収益モデルがライセンス契約による継続課金なので、利益はユーザーの増加にともない拡大していきます。2018年第3四半期の決算を見る限り、今期にも黒字化しそうですし、事業の方も問題ないでしょう。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券カブドットコム証券から申し込みできますので、積極的に当選をねらっていきましょう。


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