ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)

 ヴィスコ・テクノロジーズの事業内容は「画像処理検査装置の製造・販売」で、JASDAQスタンダード上場の中型案件(想定時価総額34.4億円、吸収金額11.0億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「公開株数の少ない」案件です。

ヴィスコ・テクノロジーズのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価
○ c


基本情報

会社名 ヴィスコ・テクノロジーズ(6698) 【JASDAQスタンダード】
会社URL http://www.visco-tech.com/
狙い目証券会社 SBI証券岩井コスモ証券マネックス証券岡三オンライン証券
カブドットコム証券(?)

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 4,820円
仮条件? 4,720円 ~ 4,920円
公募価格? 4,920円
初値予想(独自) 5,000円 ~ 5,500円(11月9日時点)
初値? 15,000円 (公募価格比+10,080円 +204.9%)

・想定価格4,820円に対して、PER16.97倍、PBR2.31倍、配当利回り0.02%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益284.0円、1株あたり純資産2,083.7円、1株あたり配当金0.9円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月27日(月)~12月1日(金)
当選発表日? 12月4日(月)
購入申込期間? 12月5日(火)~12月8日(金)
上場日? 12月13日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 85,000株
売出株数(OA含む)? 143,600株
当選株数合計 228,600株

・当選株数は228,600株。売買単位が100株なので、当たりは計2,286枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 みずほ証券 90.19% 179,300株 1,793枚 179枚
幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 4.98% 9,900株 99枚 9枚
岡三証券 1.96% 3,900株 39枚 3枚
いちよし証券 0.96% 1,900株 19枚 2枚
SBI証券 0.96% 1,900株 19枚 8枚
岩井コスモ証券 0.96% 1,900株 19枚 1枚

SBI証券岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券が幹事なので、後からカブドットコム証券の取り扱いも発表される可能性があります。
・その他、マネックス証券から申し込みが可能となりました(11月13日追記)。
・その他、岡三オンライン証券から申し込みが可能となりました(11月15日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
足立 秀之(社長) 31.87% 90日間
1.5倍
(株)有沢製作所 9.33% 90日間
1.5倍
東 正志 9.05% 90日間
1.5倍
三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合
無限責任組合員三菱UFJキャピタル(株)
7.18% 90日間
1.5倍
滝沢 義信 5.02% 90日間
1.5倍
鈴木 保良 4.24% 90日間
1.5倍
GOLDEN ASIA FUND L.P.
GOLDEN ASIA FUND VENTURES LTD.
3.80% 90日間
1.5倍
池田 欣吾 3.52% 90日間
1.5倍
DBJキャピタル投資事業有限責任組合
無限責任組合員DBJキャピタル(株)
2.87% 90日間
1.5倍
ニッセイ・キャピタル5号投資事業有限責任組合 2.87% 90日間
1.5倍

 

企業業績のデータ(5年分)

  2013年
3月
2014年
3月
2015年
3月
2016年
3月
2017年
3月
売上高(百万円)? 3,781 1,680 1,821 2,579 2,879
経常利益(百万円)? 814 △14 67 198 271
当期純利益(百万円)? 416 △17 4 134 203
純資産額 (百万円)? 856 933 936 885 1,120
1株あたりの純資産額(円)? 759,764 742,224 744,734 1,370 1,727
1株あたりの純利益(円)? 408,640 △15,423 3,009 213 322
自己資本比率(%)? 40.5 41.4 41.5 36.8 43.3
自己資本利益率(%)? 70.9 △1.9 0.4 17.1 20.8

※2015年3月期まで単独決算。2016年3月期から連結決算。
※2016年3月期以降、株式1株につき500株の分割を反映。
・2018年3月期は、第2四半期時点で売上1,617百万円、経常利益231百万円を達成しています。IPOで得た資金は、自社製品のソフトウェア開発のための人的費用、ハードウェア購入費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)、直近の業績は右肩上がりの推移をしていますが、全体的にV字になっており、市場の好不況に合わせて業績が変動している可能性が考えられます。公開株数が少なく、供給は絞れているので、需給的に初値が上がりやすくなっており、今の相場であれば、それなりの上昇が期待できるでしょう。ただ、同日にSGホールディングス(9143)マツオカコーポレーション(3611)グローバル・リンク・マネジメント(3486)が上場することになっており、買いが集まりにくくなっています。

 ネット証券では、SBI証券岩井コスモ証券マネックス証券岡三オンライン証券から申し込むことができます。


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