スカイマーク

公開日:
2019年10月31日

(2022年11月10日追記)
スカイマークの再上場が承認されました。IPO攻略情報はこちら

(2022年11月4日追記)
11月2日に「スカイマークが東京証券取引所に再上場の申請をした」との報道がありました。22年3月期は赤字だったものの、前期よりは赤字幅が縮小しています。23年3月期は全国旅行支援などによりさらに改善が期待できそうです。

(2020年4月16日追記)
2020年4月15日、プレスリリースで上場申請の取り下げを発表しました。
理由は「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けた事業環境の急激な変化、および最近の株式市場の動向などを勘案したため」とのことです。

 2019年10月30日に、スカイマークが東京証券取引所に再上場を申請したと発表されました。詳しい上場時期は未定ですが、2020年9月までの上場を目指しています。

 スカイマークは、JAL(日本航空)やANA(全日空)に次ぐ国内3位の航空会社です。定時運航率2年連続1位を達成するなど、安定したサービスを提供しています。しかし、今回は再上場なので、IPO案件としてはあまり盛り上がらないかもしれません。

成長性 割安性
○ -
話題性 管理人期待度
○ c


基本情報

会社名 スカイマーク
会社URL https://www.skymark.co.jp/ja/
狙い目証券会社 未定のため、IPOおすすめネット証券会社比較にてご準備ください

企業業績のデータ(5年分)

  2015年
6月
2016年
6月
2017年
6月
2018年
6月
2019年
6月
売上高(百万円)? - 72,066 75,595 82,834 88,207
経常利益(百万円)? - 1,991 7,533 7,714 8,832
当期純利益(百万円)? - △39,251 6,774 7,003 9,122
純資産額 (百万円)? - 3,619 10,589 17,111 27,254
1株あたりの純資産額(円)? - - - - -
1株あたりの純利益(円)? - - - - -
自己資本比率(%)? - 8.5 18.5 26.4 35.3
自己資本利益率(%)? - - - - -

※公式サイトの決算公告より
2016年に経営再建が完了しました。2017年からは黒字化しており、売上高も少しずつ伸びています。今後も路線を拡大する方針なので、業績の成長が見込めます。

管理人からのコメント

 スカイマークは、大手航空会社の半額程度の料金設定で、格安航空会社として一時代を築きました。2000年に東証マザーズへ上場、その後2013年に東証1部へ変更しましたが、経営環境の悪化と航空機メーカーへの違約金支払いで業績が悪化し、2015年に上場廃止となっています。

 上場廃止後は、ANAホールディングス(9202)と投資ファンドの支援を受け、2016年に経営再建が完了しています。2017年時点でも再上場の報道が出ましたが、続報はありませんでした。

 経営再建完了後の2017年以降は、業績が右肩上がりで伸びています。さらに今後は、同社初の国際線となる「成田~サイパン線」の開業が控えており、さらなる業績アップが見込めそうです。業績面では問題なさそうですが、再上場案件ということで初値の高騰は難しそうです。総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 正式な上場日はまだ決まっていませんが、万全を期して、今のうちにネット証券に口座を開設して、IPOの申し込みができるようにしておきましょう。


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