フュージョン(3977)

 フュージョンの事業内容は、「ダイレクトマーケティング事業(ビッグデータ等の分析、マーケティングシステムの提供、各種プロモーションの企画・制作・コンサルティング)」で、札幌アンビシャス上場の小型案件(想定時価総額7億円、吸収金額1.6億円)です。統計的に初値が上がりやすい「ビッグデータ関連」「想定価格1,000円以下」「公開株の少ない」案件ですが、統計的に初値が上がりにくい「札幌アンビシャス上場」案件でもあります。

フュージョンのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価
△ c


基本情報

会社名 フュージョン(3977) 【札証アンビシャス】
会社URL https://www.fusion.co.jp/
狙い目証券会社 SBI証券(副幹事)

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,000円
仮条件? 1,000円 ~ 1,140円
公募価格? 1,140円
初値予想(独自) 1,050円 ~ 1,300円(1月20日時点)
初値? 2,872円(公募価格比 +1,732円 +151.9%)

・想定価格1,000円に対して、PER25.9倍、PBR2.01倍、配当利回り-%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
 1株あたり利益38.6円、1株あたり純資産497.0円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月6日(月)~2月10日(金)
当選発表日? 2月13日(月)
購入申込期間? 2月15日(水)~2月20日(月)
上場日? 2月23日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 120,000株
売出株数(OA含む)? 40,000株
当選株数合計 160,000株

・当選株数は160,000株。売買単位が100株なので、当たりは計1,600枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 岡三証券 88.00% 140,800株 1,408枚 140枚
幹事 SBI証券 5.00% 8,000株 80枚 36枚
上光証券 3.00% 4,800株 48枚 -枚
SMBC
フレンド証券
2.00% 3,200株 32枚 3枚
エイチエス証券 2.00% 3,200株 32枚 3枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、仮条件決定時付近に発表。
SBI証券(副幹事)から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
花井 秀勝(社長) 37.20% 180日間
花井 優樹 18.17% 180日間
プログレス(株) 13.33% 180日間
佐々木 卓也(社長) 10.97% 180日間
花井 智子 6.67% 180日間
(株)サンクレエ 3.33%
飯田 康人 2.00%
花井 由香 2.00% 180日間
安田 真 1.33% 180日間
沖津 竜平 0.93%

 

企業業績のデータ(5年分)

  2012年
2月
2013年
2月
2014年
2月
2015年
2月
2016年
2月
売上高(百万円)? 670 720 881 907 986
経常利益(百万円)? 8 12 55 66 48
当期純利益(百万円)? 3 5 29 38 28
純資産額 (百万円)? 157 161 189 226 253
1株あたりの純資産額(円)? 52,286 53,566 62,982 376 422
1株あたりの純利益(円)? 878 1,680 9,816 64 46
自己資本比率(%)? 30.9 31.2 35.4 34.6 37.8
自己資本利益率(%)? 1.7 3.2 16.8 18.4 11.6

※2015年2月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2017年2月期は、第3四半期時点で売上865百万円、経常利益66百万円を達成しています。IPOで得た資金は、採用、広告宣伝、販売促進、長期借入金の返済に充てる予定です。

管理人からのコメント

 フュージョン(3977)、統計的にマイナー市場への上場案件は初値が上がりにくくなっているので、とりあえず予想も控えめにしています。ただ、これがマザーズ上場なら強気に転換するので、実際どうなるか分からないというのが本音です。とりあえず、仮条件の水準が想定価格を上回るようであれば、積極的に申し込もうと思います。ネット証券では、SBI証券(副幹事)から申し込むことができます。


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