チェンジ(3962)

 チェンジの事業内容は「モビリティ、IoTビッグデータクラウド、セキュリティなどのテクノロジーを活用したサービス及びIT人材育成のための研修の提供(NEW-ITトランスフォーメーション事業)」で、マザーズ上場の小型案件となっています。流行のIoTビッグデータ、クラウドのプラス材料を持っており、初値高騰のフンイキをびしびし感じます。

成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
◎ a


基本情報

会社名 チェンジ(3962) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.change-jp.com/
狙い目証券会社 SBI証券(主幹事)、マネックス証券SMBC日興証券東海東京証券
安藤証券、楽天証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,150円
仮条件? 1,080円 ~ 1,200円
公募価格? 1,200円
初値予想(独自) 2,000円 ~ 2,300円(8月22日時点)
初値? 2,999円(公募価格比+1,799円 +149.9%)

・想定価格1,150円に対して、PER43.9倍、PBR5.5倍、配当利回り-%
(上場時発行済株式数3,160,000株、2015年9月期の純利益82百万円、1株あたり利益26.2円、純資産 659百万円(新規発行による調達含む)、1株あたり純資産208円、配当金なしで計算)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 9月7日(水)~9月13日(火)
当選発表日? 9月14日(水)
購入申込期間? 9月16日(金)~9月23日(金)
上場日? 9月27日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 280,000株
売出株数(OA含む)? 210,000株
当選株数合計 490,000株

・当選株数は計490,000株。売買単位が100株なので、当たりは計4,900枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 SBI証券 85.00% 416,500株 4,165枚 1,874枚
幹事 マネックス証券 3.00% 14,700株 147枚 147枚
みずほ証券 3.00% 14,700株 147枚 14枚
SMBC日興証券 2.00% 9,800株 98枚 9枚
エース証券 2.00% 9,800株 98枚 9枚
藍澤証券 1.00% 4,900株 49枚 -枚
SMBC
フレンド証券
1.00% 4,900株 49枚 4枚
極東証券 1.00% 4,900株 49枚 -枚
東海東京証券 1.00% 4,900株 49枚 4枚
東洋証券 1.00% 4,900株 49枚 4枚

・主幹事のSBI証券、副幹事のマネックス証券SMBC日興証券東海東京証券から当選のチャンス。
※SBI証券が主幹事のときは、IPOチャレンジポイントを活用して当選を狙いましょう!
・その他、安藤証券から申し込みが可能となりました(9月5日追記)。
・その他、楽天証券から申し込みが可能となりました(9月7日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
神保 吉寿 23.45% 180日間
福留 大士(社長) 14.35% 180日間
伊藤 彰 11.32% 180日間
石原 徹哉 11.32% 180日間
金田 憲治 11.32% 180日間
髙橋 範光 8.00% 180日間
Jun Emi 4.50% 180日間
山田 裕 3.56% 180日間
チェンジ従業員持株会 3.15% 180日間
JIG-SAW(株) 1.35% 180日間

・Jun Emi、JIG-SAW(株)に180日間のロックアップがかかりました(9月8日追記)。

企業業績のデータ(5年分)

  2012年
3月
2013年
3月
2014年
3月
2014年
9月
2015年
9月
売上高(百万円)? 973 915 1,029 711 1,400
経常利益(百万円)? 87 103 119 74 137
当期純利益(百万円)? 15 △51 32 43 82
純資産額 (百万円)? 265 204 237 280 370
1株あたりの純資産額(円)? 29,217 23,795 27,627 108.76 137.96
1株あたりの純利益(円)? 1,661 △5,715 3,830 16.70 30.89
自己資本比率(%)? 33.06 30.15 38.69 36.57 46.67
自己資本利益率(%)? 5.85 - 14.90 16.63 25.44

※2014年に期末月を3月から9月に変更。
※2014年9月期以降、株式1株につき300株の分割を反映。
・2016年9月期は第3四半期の時点で、売上1,037百万円、経常利益144百万円を達成しています。IPOで得た資金は、NEW-ITトランスフォーメーション事業の人材増加にかかる人件費、採用費、本社移転費などに充てる予定です。

管理人からのコメント

 チェンジ(3962)、話題性にあふれる事業内容で、買い需要に関してはまず心配する必要はないでしょう。主要大株主へのロックアップも期間でかかっており、潜在的な売り圧もそれほどありませんので、需給的に初値高騰の可能性が高いと言えます。同日に複数のIPOがありますが、いずれも規模が小さいので気にすることもないでしょう。

 ネット証券では、主幹事のSBI証券、副幹事のマネックス証券がねらい目です。その他にも、SMBC日興証券東海東京証券、安藤証券、楽天証券からも申し込みが可能となっています。

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