オープンドア(3926)

 オープンドアの事業内容は「総合旅行情報サイト『トラベルコちゃん』等の運営」で、マザーズ上場の中型寄りの大型案件となっています。規模的にかなり重たい案件ですが、日本郵政(6178)でもこなせる相場ですから問題ないでしょう。

オープンドアのホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価
○ b


基本情報

会社名 オープンドア(3926) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.opendoor.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券大和証券マネックス証券
カブドットコム証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 3,820円
仮条件? 3,500円 ~ 3,820円
公募価格? 3,820円
初値予想(独自) 5,500円 ~ 6,000円(11月11日時点)
初値? 4,710円(公募価格比+23.3%)

・想定価格3,820円に対するPERは49.1倍
(上場時発行済株式数5,150,000株、2015年3月期の純利益400百万円、1株当たり利益77.8円で計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月30日(月)~12月4日(金)
当選発表日? 12月7日(月)
購入申込期間? 12月9日(水)~12月14日(月)
上場日? 12月17日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 50,000株
売出株数(OA含む)? 893,000株
当選株数合計 943,000株

・当選株数は計943,000株。売買単位が100株なので、当たりは計9,430枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 みずほ証券 86.00% 707,800株 7,078枚 707枚
幹事 SMBC日興証券 3.00% 24,700株 247枚 24枚
SBI証券 2.00% 16,500株 165枚 74枚
大和証券 2.00% 16,500株 165枚 24枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
2.00% 16,500株 165枚 16枚
マネックス証券 1.00% 8,200株 82枚 82枚
岩井コスモ証券 1.00% 8,200株 82枚 8枚
いちよし証券 1.00% 8,200株 82枚 9枚
SMBC
フレンド証券
1.00% 8,200株 82枚 8枚
エイチエス証券 1.00% 8,200株 82枚 41枚

・主幹事以外だと、副幹事のSMBC日興証券SBI証券大和証券マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、カブドットコム証券から申し込みが可能となりました(11月23日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
関根 大介(社長) 59.04% 90日間
1.5倍
TPI1号投資事業組合 12.06%
(株)ザ・パス・インベストメント 5.60% 90日間
1.5倍
(株)CHINTAI 5.31% 90日間
1.5倍
佐藤茂 3.47% 90日間
1.5倍
ネオステラ1号投資事業有限責任組合 2.41% 90日間
1.5倍
(株)オープンドア 2.34%
エコートレーディング(株) 1.93% 90日間
1.5倍
三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合 1.25% 90日間
1.5倍
投資事業組合オリックス11号 0.52%

 

企業業績のデータ(5年分)


  2011年
3月
2012年
3月
2013年
3月
2014年
3月
2015年
3月
売上高(百万円)? 1,561 1,499 1,661 1,787 1,988
経常利益(百万円)? 70 81 195 255 337
当期純利益(百万円)? 11 29 208 149 400
純資産額 (百万円)? 822 850 1,267 1,409 1,787
1株あたりの純資産額(円)? 341,361 352,966 254,300 282.50 358.53
1株あたりの純利益(円)? 4,864 12,289 79,440 30.02 80.39
自己資本比率(%)? 81.39 80.48 73.79 85.80 79.40
自己資本利益率(%)? 1.43 3.54 19.67 11.18 25.08

※2013年3月期まで単独決算。2014年3月期から連結決算。
※2014年3月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
・2016年3月期は、第2四半期時点で売上1,231百万円、経常利益471百万円と、引き続き順調に業績を拡大させています。無借金経営なので財務面の不安はまったくありません。IPOで得た資金は、人材の採用・育成、海外展開、プロモーションにかかる費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 オープンドア(3926)、総合旅行情報サイト『トラベルコちゃん』はかなり有名ですね。「旅行サイト」「旅行 比較」で検索すると、ヤフー・グーグルともに1番目に表示されています。普段から利用している方も多いと思いますので、個人投資家の買いも入りやすい案件と言えるでしょう。大株主のベンチャーキャピタルにロックアップがかかっていないので、潜在的な売り圧力はかなりのものですが、公募割れを心配するような案件ではないと思いますので、積極的に当選をねらっていきましょう。

 ネット証券では、副幹事のSMBC日興証券(1人1票)がねらい目で、その他SBI証券大和証券(1人1票)、マネックス証券(1人1票)カブドットコム証券(1人1票)から申し込みが可能となっています。

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