日本スキー場開発(6040)

 日本スキー場開発の事業内容は「スキー場の運営」で、マザーズ上場の中型案件となっています。スキーシーズンが終了したあとの上場ということで、話題性は低そうです。割安性に関しても、とくに目を引くような水準ではありませんので、初値が上昇するイメージがなかなか湧いてきません。

日本スキー場開発のホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
△ c


基本情報

会社名 日本スキー場開発(6040) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.nippon-ski.jp/
狙い目証券会社 大和証券(副幹事)、SMBC日興証券SBI証券カブドットコム証券楽天証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 3,330円
仮条件? 3,330円 ~ 3,570円
公募価格? 3,570円
初値予想(独自) 3,700円 ~ 4,000円(3月18日時点)
初値? 3,925円(公募価格比+9.9%)

・想定価格3,330円に対するPER25.6倍
(上場時発行済株式数4,000,100株、2014年7月期の純利益520百万円、1株当たり利益130円で計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 4月3日(金)~4月9日(木)
当選発表日? 4月10日(金)
購入申込期間? 4月14日(火)~4月17日(金)
上場日? 4月22日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 62,000株
売出株数(OA含む)? 653,300株
当選株数合計 715,300株

・当選株数は計715,300株。売買単位が100株なので、当たりは計7,153枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 野村證券 84.89% 528,000株 5,280枚 528枚
幹事 大和証券 10.00% 62,200株 622枚 62枚
いちよし証券 1.50% 9,300株 93枚 13枚
SMBC日興証券 1.50% 9,300株 93枚 9枚
みずほ証券 0.50% 3,100株 31枚 3枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
0.50% 3,100株 31枚 3枚
エース証券 0.50% 3,100株 31枚 3枚
SBI証券 0.50% 1,600株 16枚 7枚
八十二証券 0.50% 1,600株 16枚 1枚

・主幹事以外だと、副幹事の大和証券SMBC日興証券SBI証券から当選のチャンス。
・その他、カブドットコム証券からも申し込みが可能となりました。(3月23日追記)
・その他、楽天証券から申し込みが可能となりました(4月3日追記)。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
日本駐車場開発(株) 84.30%
Shun Hing Electronic Trading Co., Ltd. 2.54%
(株)Plan・Do・See 2.54%
グリーンコア(株) 2.54%
氏家 太郎 1.78%
鈴木 周平(社長) 1.40%
(株)ラックランド 0.85%
Hotel Lotte Co., Ltd. 0.85%
髙梨 光 0.81%
宇津井 高時 0.81%

・日本駐車場開発(株)に対し、90日間のロックアップ。

企業業績のデータ(5年分)


  2011年
7月
2012年
7月
2013年
7月
2014年
7月
2015年7月
(第2四半期)
売上高(百万円)? - - 4,037 4,909 (2,913)
経常利益(百万円)? - - 515 750 (445)
当期純利益(百万円)? - - 389 520 (311)
純資産額 (百万円)? - - 1,043 2,729 (4,255)
1株あたりの純資産額(円)? - - 573.48 724.49 -
1株あたりの純利益(円)? - - 246.80 242.85 (79.75)
自己資本比率(%)? - - 34.5 66.8 (70.9)
自己資本利益率(%)? - - 54.9 30.0 -

・2015年7月期の業績は、半期(8月から1月)で前期業績の50%を大幅に超えていますが、スキーシーズンが2月3月を残すだけという状況も考慮する必要があります。12月1月は家族、2月3月は学生が中心となるのでしょうか。IPOで得た資金は、連結子会社である、めいほう高原開発株式会社への設備投資に充てる予定です。

管理人からのコメント

 日本スキー場開発(6040)、公開株の大半が筆頭株主の日本駐車場開発(株)の売り出しなので、一見益出しのようにも見えますが、業績推移は右肩上がりにあるようなので、今後の成長も期待できなくもなく、微妙なところです。とりあえず、話題性からいっても大幅な上昇は期待しづらく、申し込むかどうかは公募価格の水準を見てから決めても良さそうです。ネット証券では、副幹事の大和証券SMBC日興証券SBI証券カブドットコム証券楽天証券から申し込みが可能となっています。

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