ネオジャパン(3921)

(11月18日追記)
公募価格が強気な仮条件の上限いっぱいで決まったことからも、需給面で優れているところが想像以上に評価されており、抜本的に評価を見直して総合評価を「B」から「S」に変更しました!

 ネオジャパンの事業内容は「ウェブ技術をベースとしたグループウェアである「desknet'sNEO」とその関連製品・サービスの開発、販売等」で、マザーズ上場の中型寄りの小型案件となっています。事業自体はあまりパッとしませんが、需給的にかなりの好案件ですので初値高騰に期待したいです。

ネオジャパンのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
◎ s


基本情報

会社名 ネオジャパン(3921) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.neo.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,710円
仮条件? 2,710円 ~ 2,900円
公募価格? 2,900円
初値予想(独自) 6,000円 ~ 6,500円(11月18日時点)
初値? 14,550円(公募価格比+401.7%)

・想定価格2,710円に対するPER18.1倍
(上場時発行済株式数1,113,000株、2015年1月期の純利益172百万円、1株当たり利益155円で計算)。
・初値予想を「4,000円 ~ 4,400円(10月23日時点)」から「6,000円 ~ 6,500円(11月18日時点)」変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月11日(水)~11月17日(火)
当選発表日? 11月18日(水)
購入申込期間? 11月19日(木)~11月25日(水)
上場日? 11月27日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 110,000株
売出株数(OA含む)? 143,000株
当選株数合計 253,000株

・当選株数は計253,000株。売買単位が100株なので、当たりは計2,530枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 SMBC日興証券 90.00% 198,000株 1,980枚 198枚
幹事 SBI証券 5.00% 11,000株 110枚 49枚
岩井コスモ証券 3.00% 6,600株 66枚 6枚
いちよし証券 2.00% 4,400株 44枚 6枚

・主幹事のSMBC日興証券、副幹事のSBI証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
齋藤 晶議(戸籍名:齊藤 章浩)(社長) 46.78% 180日間
大坪 慶穰(戸籍名:大坪 克也) 22.60% 180日間
松倉 二美 8.24% 180日間
(株)プロシードゥス 6.57% 180日間
(株)ネオジャパン 3.33%
(株)ビットアイル 1.93% 180日間
小沼 尚夫(戸籍名:小沼久夫) 1.58% 180日間
大神田 守 1.58% 180日間
後藤 健 1.56% 180日間
ネオジャパン従業員持株会 1.31% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)


  2011年
1月
2012年
1月
2013年
1月
2014年
1月
2015年
1月
売上高(百万円)? 1,550 1,397 1,450 1,552 1,724
経常利益(百万円)? 283 115 161 211 265
当期純利益(百万円)? 153 22 97 129 172
純資産額 (百万円)? 1,447 1,431 1,534 1,655 1,877
1株あたりの純資産額(円)? 288,729 285,421 305,918 1,650 1,871
1株あたりの純利益(円)? 30,596 4,569 19,354 129.12 172.01
自己資本比率(%)? 72.7 74.5 73.5 71.9 70.1
自己資本利益率(%)? 11.1 1.6 6.5 8.1 9.8

※2014年1月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・業績は景気とともに変動しているように見えます。グループウェアの累積ユーザー数の伸びも鈍化しており、純粋な成長はあまり期待できないでしょう。自己資本率は非常に高く、借り入れに頼らない経営ができており、財務的な不安はありません。IPOで得た資金は、新製品の研究開発、地方営業所の開設、既存製品の機能強化、人材採用などに充てる予定です。

管理人からのコメント

 ネオジャパン(3921)、グループウェアユーザーの純増数がすでに鈍化しており、これから急成長するようなイメージはありません。純粋な投資対象としては微妙なところですが、需給的にかなりの好環境(180日間のロックアップ、当選本数が少ない)が整っていますので、IPOとしてはおもしろい案件です。相場も好転してきましたし、この勢いで騰がってほしいですね!

 主幹事のSMBC日興証券、副幹事のSBI証券から申し込み可能となっていますので、積極的に当選を狙っていきましょう!

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