ゆうちょ銀行(7182)

(追記:2015年10月28日)

 カブドットコム証券大和証券SBI証券マネックス証券SMBC日興証券からゆうちょ銀行に当選しました! 

ゆうちょ銀行IPO当選(カブドットコム証券)

ゆうちょ銀行IPO当選(大和証券)

ゆうちょ銀行IPO当選(SBI証券)

ゆうちょ銀行IPO当選(マネックス証券)

ゆうちょ銀行IPO当選(SMBC日興証券)

 ゆうちょ銀行の事業内容は「銀行業」で、東証1部上場の超大型案件となっています。想定価格が公募価格になった場合、5,800億円近く資金を集めることになります。さらに、親会社の日本郵政かんぽ生命保険も同時に上場することになっており、3つ合わせると1兆4,000億円近く市場から吸収することになります。

ゆうちょ銀行のホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価
◎ c


基本情報

会社名 ゆうちょ銀行(7182) 【東証1部】
会社URL http://www.jp-bank.japanpost.jp/
狙い目証券会社 カブドットコム証券(グローバルコーディネーター:郵政IPOの束ね役)
大和証券 (共同主幹事)、SMBC日興証券(共同主幹事)
東海東京証券(共同主幹事)
マネックス証券SBI証券松井証券むさし証券
安藤証券、岡三オンライン証券、楽天証券岩井コスモ証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,400円
仮条件? 1,250円 ~ 1,450円
公募価格? 1,450円
初値予想(独自) 1,400円 ~ 1,500円(9月10日時点)
初値? 1,680円(公募価格比+15.9%)

・想定価格1,400円に対するPERは17.1倍
(上場時発行済株式数4,500,000,000株、2015年3月期の純利益369,434百万円、1株当たり利益82.1円で計算)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 10月8日(木)~10月16日(金)
当選発表日? 10月19日(月)
購入申込期間? 10月20日(火)~10月23日(金)
上場日? 11月4日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 0株
売出株数(OA含む)? 412,442,300株
当選株数合計 412,442,300株

・当選株数は計412,442,300株。売買単位が100株なので、当たりは計4,124,423枚
・当選本数はかなり多く、非常に当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
グローバルコーディネーター 野村證券 19.98% 82,422,500株 824,225枚 82,422枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
カブドットコム
証券
を含む)
19.98% 82,422,500株 824,225枚 82,422枚
ゴールドマン・
サックス証券
4.64% 19,137,300株 191,373枚 -枚
JPモルガン証券 4.64% 19,137,300株 191,373枚 -枚
共同主幹事 大和証券  7.80% 32,170,600株 321,706枚 48,255枚
みずほ証券 7.80% 32,170,600株 321,706枚 32,170枚
SMBC日興証券 7.80% 32,170,600株 321,706枚 32,170枚
岡三証券
(岡三オンライン証券を含む)
1.14% 4,718,300株 47,183枚 4,718枚
東海東京証券 1.14% 4,718,300株 47,183枚 4,718枚
幹事 いちよし証券 0.68% 2,804,600株 28,046枚 4,206枚
SMBC
フレンド証券
0.68% 2,804,600株 28,046枚 2,804枚
藍澤證券 0.35% 1,451,800株 14,518枚 -枚
岩井コスモ証券 0.35% 1,451,800株 14,518枚 1,451枚
東洋証券 0.35% 1,451,800株 14,518枚 1,451枚
丸三証券 0.35% 1,451,800株 14,518枚 1,451枚
水戸証券 0.35% 1,451,800株 14,518枚 -枚
マネックス証券 0.31% 1,286,800株 12,868枚 12,868枚
SBI証券 0.31% 1,286,800株 12,868枚 5,790枚
松井証券 0.15% 626.900株 6,269枚 4,388枚
エイチエス証券 0.10% 395,900株 3,959枚 1,979枚
エース証券 0.10% 395,900株 3,959枚 395枚
極東証券 0.10% 395,900株 3,959枚 -枚
高木証券 0.10% 395,900株 3,959枚 -枚
立花証券 0.10% 395,900株 3,959枚 -枚
ちばぎん証券 0.10% 395,900株 3,959枚 -枚
内藤証券 0.10% 395,900株 3,959枚 -枚
日本アジア証券 0.10% 395,900株 3,959枚 -枚
むさし証券 0.10% 395,900株 3,959枚 791枚
光世証券 0.03% 132,000株 1,320枚 -枚
リテラクレア証券 0.03% 132,000株 1,320枚 -枚
クレディ・
スイス証券
0.02% 99,000株 990枚 -枚
ドイツ証券 0.02% 99,000株 990枚 -枚
バークレイズ証券 0.02% 99,000株 990枚 -枚
メリルリンチ
日本証券
0.02% 99,000株 990枚 -枚
UBS証券 0.02% 99,000株 990枚 -枚
シティ
グループ証券
0.02% 82,500株 825枚 -枚
あかつき証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
安藤証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
今村証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
ウツミ屋証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
岡三
にいがた証券
0.00% 16,500株 165枚 -枚
岡地証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
木村証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
共和証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
上光証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
長野證券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
中原証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
新潟証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
西日本
シティTT証券
0.00% 16,500株 165枚 -枚
西村証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
日産
センチュリー証券
0.00% 16,500株 165枚 -枚
ニュース証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
八十二証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
ばんせい証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
フィリップ証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
ふくおか証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
三木証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
三田証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
山和証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
豊証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚
リーディング証券 0.00% 16,500株 165枚 -枚

・今回の郵政IPOの束ね役であるグローバルコーディネーターの三菱UFJモルガン・スタンレー証券からIPO株が配分されるカブドットコム証券、共同主幹事の大和証券SMBC日興証券東海東京証券、その他、マネックス証券SBI証券松井証券むさし証券、安藤証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券、楽天証券岩井コスモ証券から申し込みが可能となりました。

 

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
日本郵政(株) 83.32%
(株)ゆうちょ銀行 16.67%

・日本郵政(株)に対し、180日間のロックアップ。

企業業績のデータ(5年分)


  2012年
3月
2013年
3月
2014年
3月
2014年
3月
経常収益(百万円)? 2,234,596 2,125,888 2,076,397 2,078,179
経常利益(百万円)? 576,215 593,535 565,095 569,489
当期純利益(百万円)? 334,850 373,948 354,664 369,434
純資産額 (百万円)? 9,818,162 10,997,558 11,464,524 11,630,212
1株あたりの純資産額(円)? 65,454 73,317 2,547 3,101
1株あたりの純利益(円)? 2,232 2,492 78.81 89.58
自己資本比率(%)? 5.01 5.50 5.66 5.58
自己資本利益率(%)? 3.54 3.59 3.15 3.20

※経常収益:主に金融業で用いられる科目で、一般企業の売上高にあたります。
・経常収益が縮小しており、経営のかじとりはなかなか苦しいようです。将来性に関しては、これまで「公的機関」として課されていた規制が、今回の上場を機にどれだけ緩和されるか次第でしょうか。

 自己資本比率がかなり低いですが、銀行業のしくみ上、どうしても低くなってしまうので、あまり気にする必要はありません(大手の三菱東京UFJ、三井住友銀行も5%ほど)。

管理人からのコメント

 ゆうちょ銀行(7182)、想定価格の水準は決して安くなく、個人が積極的に買いを入れていくイメージが持てません。日本株を運用している機関は、機械的に買いを入れなければなりませんが、果たしてこの規模の案件を支えられるのでしょうか。2015年3月期から配当性向を50%に引き上げていますので、これが個人投資家の手掛かりとなるか。

 ネット証券では、カブドットコム証券大和証券SMBC日興証券東海東京証券マネックス証券SBI証券松井証券むさし証券、安藤証券、岡三オンライン証券、楽天証券岩井コスモ証券から申し込みが可能となっています。とりあず、仮条件がどれくらいの水準になるかを見て、需給状態を把握してから申し込むかどうか決めようと思います。

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