ロックオン(3690)

 ロックオンの事業内容は「Eコマースおよびインターネット広告関連のソフトウェア企画・開発・販売」で、マザーズ上場の小型案件となっています。事業はネット関連ですが、ソフトウェア企画・開発・販売ですので、そこまで新鮮味はありません。ただ、社名の「ロックオン」という響きで、それなりの需要が見込めそうです。

ロックオンのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価
○ b


基本情報

会社名 ロックオン(3690) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.lockon.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(副幹事)、マネックス証券SBI証券岩井コスモ証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,200円
仮条件? 1,200円 ~ 1,300円
公募価格? 1,300円
初値予想(独自) 2,700円 ~ 3,000円(9月2日時点)
初値? 5,000円(公募価格比+284.6%)

・想定価格1,200円に対するPERは86.5倍(2013年9月期の純利益42百万円をベースに計算)。
・初値予想(独自)を「1,700円 ~ 1,900円(8月11日時点) →2,700円 ~ 3,000円(9月2日時点)」へ変更。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 8月29日(金)~9月4日(木)
当選発表日? 9月5日(金)
購入申込期間? 9月8日(月)~9月11日(木)
上場日? 9月17日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 200,000株
売出株数(OA含む)? 194,000株
当選株数合計 394,000株

・当選株数は計394,000株。売買単位が100株なので、当たりは計3,940枚
・当選本数は少なく、当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率 割当株数 当選本数
(枚)
完全抽選本数
(予想)
主幹事 野村證券 85.01% 291,600株 2,916枚 291枚
幹事 SMBC日興証券 3.00% 10,300株 103枚 10枚
岩井コスモ証券 3.00% 10,300株 103枚 10枚
極東証券 3.00% 10,300株 103枚 10枚
いちよし証券 3.00% 10,300株 103枚 10枚
マネックス証券 1.49% 5,100株 51枚 51枚
SBI証券 1.49% 5,100株 51枚 22枚

・主幹事以外だと、SMBC日興証券マネックス証券SBI証券岩井コスモ証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率
岩田 進(社長) 52.00%
福田 博一 19.99%
又座 加奈子 8.00%
ジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合 2.33%
サイバーエージェント 2.03%
みずほキャピタル第3号投資事業有限責任組合 2.03%
社員持株会 1.84%
セプテーニ 1.72%
博報堂DYメディアパートナーズ 1.01%
和出 憲一郎 1.00%

・サイバーエージェント、みずほキャピタル第3号投資事業有限責任組合を除く大株主に対し、90日間のロックアップ(ベンチャーキャピタルは公募価格から1.5倍で解除)。

企業業績のデータ(5年分)


  2009年
9月
2010年
9月
2011年
9月
2012年
9月
2013年
9月
売上高(百万円)? 874 729 737 867 1,090
経常利益(百万円)? 16 107 38 39 75
当期純利益(百万円)? 8 53 21 6 42
純資産額 (百万円)? 217 271 292 298 340
1株あたりの純資産額(円)? 46,503 57,883 62,422 106 121
1株あたりの純利益(円)? 1,883 11,379 4,527 2.22 15.10
自己資本比率(%)? 51.6 56.5 72.6 74.3 72.5
自己資本利益率(%)? 4.1 21.8 7.5 2.1 13.3

※2013年10月1日付けで普通株式1株につき200株の株式分割、2014年7月26日付けで普通株式1株につき3株の株式分割をおこなっています。
・売上高は景気に連動していますが、利益は不安定に推移しており、なかなか先行きが見通せません。ただ、2014年9月期の第3四半期時点で、売上高986百万円、経常利益166百万円、純利益95百万円を達成していますので、とりあえず今期は業績の伸びが期待できそうです。

管理人からのコメント

 何といっても「ロックオン」という響きが良いですね。個人投資家のあいだで、間違いなくネタ的な広がりが期待でき、がぜん注目が集まりそうです。当選本数も少なく、需給的に初値がつり上がる条件が整っていますので、積極的に申し込んでいきましょう。

 ネット証券での申し込みは、副幹事であり、1人1票制を採用しているSMBC日興証券は絶対として、マネックス証券SBI証券岩井コスモ証券からも余力がある限り挑戦しましょう。

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